※ いわゆる so-called=what we call
【例文】
The most fearful tail risk in the world at
present is the so-called “fiscal cliff” in the United States.
現在、世界で最も恐ろしいテールリスクは米国の、いわゆる「財政の崖」だ。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
fearful 恐ろしい
at present 現在 目下
tail risk テールリスク
【かいせつ】
the most ~は「the+最上級」の一つで、「最も~」となります。
例)the most beautiful (最も美しい)
fearfulは「恐ろしい・ひどい」。awful, dreadfulなども同じような意味でつかわれます。
tail riskは、そのままカタカナで「テールリスク」と言います。
金融用語で、発生する確率は小さいものの、いったん、発生してしまうと損失が甚大になるようなリスクを指します。
in the worldは、「世界で」。
at presentは「現在・目下」。at the moment, right nowなども「現在」を示す英語表現です。
so-calledは「いわゆる」。
類似表現に、so to speak= as it were(いわば)があります。
fiscal cliffは、「財政の崖」。これは、FRB(Federal Reserve Board: 米連邦準備理事会)の前理事長、ベン・バーナンキ氏が、使い始めた言葉です。
ジョージ・ブッシュ元大統領が2001年より実施した所得税などの減税が2012年末に失効するとともに、バラク・オバマ大統領が2013年より歳出削減策を行う予定にしていました。
そのため、減税失効と歳出削減が重なることで経済が急激に停滞する可能性をバーナンキ氏が「米経済が崖の上に立っているようだ」と表現したのです。
これにきっかけにして、「財政の崖」という言葉が世界的に広まっていきました。
これにきっかけにして、「財政の崖」という言葉が世界的に広まっていきました。
ためになったらシェアを!