※ 〜の手綱をゆるめない: keep a tight rein over (on) 〜
【例文】
Japanese companies should keep
tight reins over their management reforms.
日本企業は、経営改革の手綱をゆるめるべきではない。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
・management reform 経営改革≒management innovation
・remain on the
lookout for〜を注視し続ける
【かいせつ】
①Japanese companies should keep tight
reins over ~:日本企業は、~の手綱をゆるめるべきではない。
companyは、「企業・会社」。
他に会社に関わる表現としては、次のようなものがあります。
・parent company:親会社
⇆subsidiary:子会社
親会社が持株会社の場合には、holding
company あるいはholdingsと言います。
次のような表現も併せて覚えておくと便利です。
・headquarters 本社
⇆ branch 支社
・affiliated company:提携会社 group company: グループ会社,
related company:関連会社
shouldは、「~すべき」という意味の助動詞です。ought to も同様の意味です。
またmustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞です。have toも同じような意味です。
had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。
ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。
keepは、「保つ・維持する」
tightは、ひもなどがピンと張った状態や、すきまなくぴったりしている様子を示す単語です。洋服がきつい場合やスケジュールに余裕がない時にも使います。
reinは、馬の手綱です。
なので、keep tight reins
を直訳すれば、「手綱をピンと張った状態を保つ」
となりますが、日本語としてわかりにくいので、「手綱をゆるめない」としています。
ほかに類似表現として、次のものがあります。
・keep close watch on〜:に目を光らせる. 〜を注視する
・keep an eagle eye
on 〜:十分に気を付ける、監視する
ちなみに、reinの発音はrain(雨)と同じですよ。
また、reins と複数形になると、「制御」「統御」といった意味になります。
②their management reforms:経営改革
managementは「経営・管理」などの意味です。
reformは、reformは、組織や制度などをより良く変えていくことを指します。ここでは「改革」と訳しましたが、それ以外に「刷新」「修正」「矯正」などという意味もあります。
よく洋服や住宅などをリフォームする、といいますが、これは和製英語で一般的には、下のような単語を使います。
洋服のリフォーム:remaking,
alteration など
住宅のリフォーム:renovation,
remodeling, rebuildingなど