2015年10月8日木曜日

ropeを使わず「手綱をゆるめない」って英語でなんて言う?

※ 〜の手綱をゆるめない: keep a tight rein over (on)

【例文】
Japanese companies should keep tight reins over their management reforms.
日本企業は、経営改革の手綱をゆるめるべきではない。

【ネイティブスピーカーの発音】


【だいじな表現】
management reform 経営改革≒management innovation
remain on the lookout for〜を注視し続ける

【かいせつ】
Japanese companies should keep tight reins over ~:日本企業は、~の手綱をゆるめるべきではない。

companyは、「企業・会社」。
他に会社に関わる表現としては、次のようなものがあります。
parent company:親会社 subsidiary:子会社
 親会社が持株会社の場合には、holding company あるいはholdingsと言います。

次のような表現も併せて覚えておくと便利です。
headquarters 本社 branch 支社
affiliated company:提携会社 group company: グループ会社,
   related company:関連会社

会社にまつわる表現をまとめました(↓)



shouldは、「~すべき」という意味の助動詞です。ought to も同様の意味です。
またmustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞です。have toも同じような意味です。

had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。

ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。


keepは、「保つ・維持する」
tightは、ひもなどがピンと張った状態や、すきまなくぴったりしている様子を示す単語です。洋服がきつい場合やスケジュールに余裕がない時にも使います。
reinは、馬の手綱です。

なので、keep tight reins を直訳すれば、「手綱をピンと張った状態を保つ」
となりますが、日本語としてわかりにくいので、「手綱をゆるめない」としています。

ほかに類似表現として、次のものがあります。
keep close watch on:に目を光らせる. 〜を注視する
keep an eagle eye on :十分に気を付ける、監視する

ちなみに、reinの発音はrain()と同じですよ。
また、reins と複数形になると、「制御」「統御」といった意味になります。


their management reforms:経営改革

managementは「経営・管理」などの意味です。

reformは、reformは、組織や制度などをより良く変えていくことを指します。ここでは「改革」と訳しましたが、それ以外に「刷新」「修正」「矯正」などという意味もあります。

よく洋服や住宅などをリフォームする、といいますが、これは和製英語で一般的には、下のような単語を使います。

洋服のリフォーム:remaking, alteration など
住宅のリフォーム:renovation, remodeling, rebuildingなど




See You(^^)/~~~ 


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