※ 一から出直す start all over from square one
【例文】
The electronics behemoth should reconstruct itself
with the firm determination of starting all over
from square one.
そのエレクトロニクスの巨大企業は、もう一度一からから出直すという固い決意で自社の再建を図るべきである。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
reconstruct 再建する 再構築する
with the firm determination of 〜という固い決意で
【かいせつ】
①The electronics behemoth should reconstruct itself:そのエレクトロニクスの巨大企業は、自社の再建を図るべきである
electronics
behemothは「エレクトロニクスの巨大企業」。
electronicsは「電子工学・電子機器」のことです。「電子の」はelectronicです。綴りが似た単語にelectricがありますが、これは形容詞で「電機の・電動の」などの意味です。
behemothは「巨大なもの」という意味で、ここでは「巨大企業」を指します。giantやmammothも同じような意味です。また、「ガリバー旅行記(Gulliver's
Travels)の主人公が、巨人であったことに由来して、ある業界で圧倒的な力を持つ巨大企業をGulliverと表現することもあります。
shouldは、「~すべき」という意味の助動詞です。ought to も同様の意味です。
またmustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞です。have toも同じような意味です。
had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。
ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。
reconstructは「再建する」。類義語にrebuildやrestoreがあります。
itselfは直訳すると「それ自身」で、ここでは「自社」と訳しています。
②with the firm determination of starting all over from square one:一からから出直すという固い決意で
firmは「固い・確固たる」。determinationは「決意・決心」。determine「決意する」の名詞形です。
with ~ determinationで「~な決心で」という意味です。
例)with resolute determination「断固たる決意で」
start all
over from square oneは「一から出直す」。ここでは、前置詞ofの後に続いていますのでstarting…と名詞の形になっています。
この表現は、複数の英語表現を組み合わせていますので分解して解説しますね。
start overは「やり直す」という意味です。ここではstart all overとなっていますので、全面的にやり直す、というニュアンスです。
square oneは「出発点・振り出し」です。もともと、すごろくなどのゲームの最初にある四角いマス目のことです。
例えば、「振り出しに戻って」は、back to square oneです。
ちなみに「ゼロからやり直す」場合はstart (all) over from scratchと言いますよ。
詳しくは、こちらをご覧ください
⇒ http://happytezya.blogspot.com/2015/10/zero.html