※ 非正規社員 non- regular employee
【例文】
Japanese companies should
pay more attention to working conditions of non-regular employees.
日本の企業は非正規社員の労働条件にもっと配慮すべきである。
【ネイティブスピーカーの発音】
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
pay attention to〜に配慮する
working conditions 労働条件
【かいせつ】
①Japanese
companies should pay more attention to ~:日本の企業は~にもっと配慮すべきである。
Japanese companiesは「日本企業」。
companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。会社の規模などを明確に示す場合は、次のような表現があります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
shouldは「~べき」という義務の意味の助動詞。ought
to も同様の意味です。またmustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞です。have toも同じような意味です。
had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。
ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。
pay attention to ~は「~に配慮する・注意する」。ここではmoreがあるので「~にもっと(さらに)配慮する」となります。
類似表現に、take account
of~, take heed of~, take note
of~, pay heed to~などがあります。
heedとnoteは、ここでは「注意・留意」などの意味です。noteというと、文字や絵などを書き留める「ノート・手帳」を思い浮かべるかもしれませんが、その場合はnotebookです。
②working
conditions of non- regular employees:非正規社員の労働条件
working conditionsは「労働条件」。conditionは「状態」という意味でも使われますが、ここでは「条件」。特に契約関係の書類では、「条件」と訳すことが多いです。類義語にtermやrequirementがあります。
non-regular employeesは「非正規社員」。「正規社員」はregular
employees。
regularは「正規の」で、頭にnonがついているので「非正規の」となります。
employeeは「従業員」のことです。(⇔employer:雇用主)
workersやcompany memberも「社員」を表します。「平社員」はrank-and-file workerのほかrank-and-file
employeeなどと言います。
なお、「働く人」「労働者」を意味する単語としては、laborもあります。
cf. labor-management
negotiation 「労使交渉」。labor-capital negotiation「労資交渉」。annual
spring labor offensiveと言えば、「春闘」を意味します。
ちなみに働く人の服の襟(えり)の色から、主にデスクワークをする労働者をwhite-collar worker、工場棟の現場で働く労働者をblue-collar
workerと呼んだりすることもあります。collarとは、もちろん襟のことです。color「色」ではありませんので、ご注意を!(笑)
なおwhite collar
exemption「ホワイトカラーエグゼンプション」という言葉もあります。これは、時間ではなく仕事の成果で人材を評価する考え方に基づく制度で、日本では、「脱時間給」制度などの名称で呼ばれています。exemptionは「(法の適用などの)免除」という意味で、残業代の支払いの免除を指します。したがって、この制度の下では、残業だけしても残業手当の支給はありません。