2015年9月9日水曜日

「キッパリ断る」って英語でなんて言う?

※ キッパリ断る  flatly reject

【例文】
The CEO flatly rejected the CMO's proposal of the new marketing strategy.
CEOは、新しいマーケティング戦略に関するCMOの提案をキッパリ断った。

【ネイティブスピーカーの発音】



【だいじな表現】
CEO 最高経営責任者
CMO 最高マーケティング責任者
strategy 戦略 ⇆ tactic 戦術

【かいせつ】
The CEO flatly rejected ~:CEOは、~をキッパリ断った。

CEOは、Chief Executive Officerの略で、「最高経営責任者」のことです。
日本の「社長」や「代表取締役」などと同じような意味合いで使われます。
企業の役員は、アメリカの影響もあり、責任分担を明確にするため、「最高~責任者(Chief  Officer)」という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、アルファベット3つを組み合わせた略号が使われることが多いので、表にまとめておきます。
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flatlyは、「完全に・きっぱりと」。「水平に・元気なく」などの意味でも使われます。

rejectは「拒絶する・拒否する・断る」など、相手の要求を受け入れないときに使う英語表現です。refuse, renounce, repelにも同様の意味があります。
ちなみに、rejectの名詞形はrejectionです。これは、棄却(=dismissal)、つまり裁判所が申立て等に「理由がない」として、訴訟を退けるという意味です。


the CMO's proposal of the new marketing strategy:新しいマーケティング戦略に関するCMOの提案

CMOは「Chief Marketing Officerの略で「最高マーケティング責任者」。

proposalは「提案」。suggestionとも言います。
ちなみにcounterproposalは「対案」です。

marketing strategyは「マーケティング戦略」。
strategyは「戦略」です。
tactic「戦術」とよく似ているように感じますが、下記のようにその意味するところは大きく異なるので、注意が必要です。
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