※ ~し始める begin to~
【例文】
Drops in land prices have
bottomed out in large cities, and prices are beginning to get back on a
recovery track.
大都市の地価が底打ちして、物価が回復軌道に戻り始めている。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
get back on a recovery
track 回復軌道に戻る
【かいせつ】
①Drops
in land prices have bottomed out in large cities:大都市の地価が底打ちした
drop in ~priceで「~価格の下落」。
ここではland priceとなっているので、「土地価格」つまり「地価」の下落を指しています。
bottom outは「底打ちする・最低になる」。
この部分を直訳すると「地価の値下がりが底打ちした」となるのですが、日本語としては冗長になりますので、訳文のようにしています。
bottom outの類似表現に、touch(=hit,
reach) the bottomなどがあります。
また、物価などの底値のことをrock
bottomと言う場合もあります。
ちなみにbottom outの反対に「頭打ちになる」ことはhit a peak, level off, reach a ceilingなどがあります。ceilingは「天井」です。
large citiesは「大都市」。citiesはcityの複数形ですね。big city, great cityのほか、「主要都市・中心都市・大都市」はmetropolisという表現もあります。
ちなみにcapital cityは「首都」です。
②and
prices are beginning to get back on a recovery track:そして、物価が回復軌道に戻り始めている
price(s)は、「価格・値段」を示すポピュラーな表現ですが、「物価・対価」という意味でも使われます。
さらには、「代償・犠牲」と訳すこともありますよ。
例)pay a price「代償(犠牲)を払う」
begin to~で「~し始める」。beginの代わりにstartも使えます。
その他、「開始する・始める」ことを示す英語表現にはinitiateやkick offがあります。ちなみにkick-startは「弾みをつける」です。
get back on a recovery
trackで「回復軌道に戻る(乗る)」。
recoveryは「回復」です。V shape
recoveryは「V字回復」です。
trackは「軌道・通り道」。pathも同じような意味です。天体や人工衛星の軌道はorbitがよく使われます。
類似表現を下にまとめておきます。
・put A on a recovery
track:Aを回復軌道に乗せる
・put A on a steady
growth path:Aを着実な成長軌道に乗せる
・put A on the stable
path:Aを安定軌道に乗せる