※ Aは~を懸念する A find it disconcerting that~
【例文】
They find it disconcerting
that the government has touted agricultural policies aimed at increasing the
nation’s food self-sufficiency rate.
彼らは、政府が国の食料自給率の向上を目的とする農業政策を喧伝してきたことを懸念している。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
disconcerting 懸念(狼狽 困惑 不安に)させるような
cf. disconcert 台無しにする 不安にする 狼狽させる 困惑させる
tout うるさく勧誘(売り込み)する 喧伝する
agricultural policy 農業政策
food self-sufficiency rate
食料自給率
【かいせつ】
①They
find it disconcerting that ~:彼らは~を懸念している
A find it disconcerting
that~で、「Aは~を懸念する」。
disconcertingは「懸念(狼狽・困惑・不安に)させるような」という意味の形容詞です。
ちなみにdisconcertは「台無しにする・不安にする・狼狽させる・困惑させる」という意味の動詞です。
②the
government has touted agricultural policies aimed at increasing the nation’s
food self-sufficiency rate:政府が国の食料自給率の向上を目的とする農業政策を喧伝してきた
toutは「うるさく勧誘(売り込み)する・喧伝する」。
toutに綴りが似た単語にtootがあります。
これは、ラッパを吹く、あるいは警笛を鳴らすという意味です。
例えば、toot one’s (own) horn of~で、「~を誇示する・自慢する」です。hornは、もともと動物の「角(つの)」を表す表現で、そのほかに警笛やクラクション、楽器のホルンなどの意味で使われます。得意げにラッパを吹く様子になぞらえて、このような意味も使われるようになりました。
なお、トートバッグはtoot を使わず、tote bagと書きます。toteとは「携帯」するという意味ですね。
ちなみに、これら3つの単語は、綴りは似ていますがtout[táut]、toot[túːt],
tote[tóut],と発音は微妙に違いますので一度確認しておくとよいですね。
agricultural policy は「農業政策」。
agriculturalは「農業に関する」という意味の形容詞です。
また、最近、「アグリビジネス(agribusiness)」という言葉を見聞きする機会が増えました。これは、農業に関連するビジネスです。
policy は「政策・方針・信条」などの意味です。ただし、同じpolicyでも、insurance policyの場合は、「保険証券」と訳すので、注意してください。なお、生き方に関する「信条」という場合は、credoが使われることが多いです。
aimは「狙う・目指す」。aim at~で「~を目的とする」と訳します。
この例文では、aimedと過去分詞の形でagricultural policyを修飾(説明)する役目をしています。
なお、「目的」とよく混同される言葉に「目標」があります。
簡単に言うと、目的は、「~したい・なりたい・~になる」というその人の思いや希望、価値観が反映された主観的な意図です。
一方、目標は、目的をさらに具体化したある時点での客観的な到達点であり、数値的な要素が入ることが多いです。
例えば、「会社を発展させる」が目的で、「3年で売上を3倍にする」が目標です。
もっと日常的な例で言うと、「痩せてカッコよくなる」が目的で、「3カ月で3キロ痩せる」というのが目標ということになりますね。
increaseは「拡大する・増やす・増える」。反対に「減らす・減じる」はdecrease。
「増やす・減らす」を示す英語表現は他にもありますので、主なものを下にまとめておきます。
増やす:augment,
balloon, enlarge, increase, raise, snowball(雪だるま式に増える)
減らす:curtail, cut
down, decrease, diminish, lose, reduce, whittle
cf. 急騰(急増):upsurge ⇔急落:nosedive
反騰:rally reactionary
rise, rebound, upturn ) ⇔ 反落:downturn(reactionary fall)
さらに、「急増する・急上昇する」という意味の英語表現にskyrocketがあります。もとは、「打ち上げ花火」の意味です。skyrocketingという形容詞もよく使われますよ。
food self-sufficiency rate は「食料自給率」。
self-sufficiencyは、もともと「自給自足」のことです。例えば、self-sufficiency of energy supplyは「エネルギーの自給」のことです。
rateは、「割合・比率」のほか「料金・相場」などの意味で使われます。
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