2015年9月2日水曜日

【purposeを使わずに「~を目的とした」って英語でなんて言う?】

※~を目的とした  with the aim of

【例文】
The Japanese government has forged ahead with the agricultural policies with the aim of ensuring a stable supply of food.
日本政府は、食料の安定供給の確保を目的とした農業政策を推し進めてきた。

【ネイティブスピーカーの発音】


【だいじな表現】
forge ahead with~を推し進める
agricultural policy 農業政策
stable supply of food 食料の安定供給

【かいせつ】
The Japanese government has forged ahead with ~:日本政府は、~を推し進めてきた。

governmentは、政府や政治、政権を示す一般的な表現です。
政権が~体制と言えるほど強固なものとなっている場合には、regimeという表現が使われることもあります。
例)socialist regime (社会主義政権/体制)

has forged ahead with は、「~を押し進める」。ここでは、has(have )+過去分詞(forged)と現在完了形になっていますので、「・・・を推し進めてきた」となります。
また、forgecharge, press, pushのどれかに置き換えても同じ意味です。

the agricultural policies with the aim of ensuring a stable supply of food:食料の安定供給の確保を目的とした農業政策

agriculturalは「農業に関する」という意味の形容詞です。
また、最近、「アグリビジネス(agribusiness)」という言葉を見聞きする機会が増えました。これは、農業に関連するビジネスです。
policy は「政策・方針・信条」などの意味です。ただし、同じpolicyでも、insurance policyの場合は、「保険証券」と訳すので、注意してください。なお、生き方に関する「信条」という場合は、credoが使われることが多いです。
with the aim of は「~を目的とした」。for the purpose of~も同じように使えます。
aimは「目的」という意味のポピュラーな表現です。purpose, objectなども同じ「目的」という意味です。

aimは動詞として使うときは「狙う・目指す」などと訳すことが多く、aim for~は「~を目指す・目的にする」です。

なお、「目的」とよく混同される言葉に「目標」があります。
簡単に言うと、目的は、「~したい・なりたい・~になる」というその人の思いや希望、価値観が反映された主観的な意図です。
一方、目標は、目的をさらに具体化したある時点での客観的な到達点であり、数値的な要素が入ることが多いです。
例えば、「会社を発展させる」が目的で、「3年で売上を3倍にする」が目標です。
もっと日常的な例で言うと、「痩せてカッコよくなる」が目的で、「3カ月で3キロ痩せる」というのが目標ということになりますね。

ensureは「保証する・確保する」。何かを確実に行うことを表すときに使います。ここではingがついて名詞の形をとっています。

ensureの類似表現には、ascertain, assure, guarantee, secureなどがあります。

stable supplyは「安定供給」。
stableは「安定した・堅実な」と言う意味で、類似表現には、rock-solid, steady, solidなどがあります。



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