2015年8月25日火曜日

shapeを使わず「~の形にする」って英語でなんて言う?

ABの形にする   mold A into B

【例文】
Their ideas must be steadily molded into concrete strategies.
彼らのアイディアは、具体的な戦略へと着実に具現化されなければならない (着実に具体的戦略というかたちにしなければならない)

【ネイティブスピーカーの発音】

【だいじな表現】
steadily 着実に
concrete 具体的な
strategy ↔︎ tactic

【かいせつ】
Their ideas must ~:彼らのアイディアは、~しなければならない。

theirは「彼(女)らの」。ちなみにtheyは「彼(女)らは」、themは「彼(女)らを(に)」ですね。

ideaは「アイディア・考え・着想」。「見解・知識」などと訳すこともありますが、いずれも簡単に言うと、「考えていること」を指しています。

mustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞。have toも同じような意味です。

また、shouldは「~べき」という義務の意味の助動詞です。ought to も同様の意味です。

had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。

ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。

be steadily molded into concrete strategies:具体的な戦略へと着実に具現化される

steadilyは「着実に」。「絶え間なく・落ち着いて」という意味で使うこともあります。
また、surelyにも「着実に」という意味がありますよ。

mold A into Bは「ABへと具現化する」。ここでは「be動詞+過去分詞(molded)」という受動態になっていますので、「具現化される」となります。

moldは名詞として使う場合は「鋳型(いがた)」という意味で使うことも多いですが、ここでは「形作る・型にはめる」といった意味です。

concreteというと建物などに使われている「コンクリート」というイメージが強いかもしれませんが、ここでは「具体的な・明確な」という意味です。
また、concreteは動詞で使う場合は「固める」となります。

strategyは「戦略」。
ちなみに「戦術」はtactic。です。これらの表現は、日本語で見るとよく似ているように感じますが、下記のようにその意味するところは大きく異なるので、注意が必要です。
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Thank you.

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