※ 一枚岩の結束 a monolithic unity
【例文】
The management lineup
shows the CEO's intention to create the monolithic unity of the organization.
その経営陣の顔ぶれは、組織の一枚岩の結束を生み出したいというCEOの意向を示している。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
lineup 顔ぶれ
intention 意向
organization 組織
【かいせつ】
①The
management lineup shows ~:その経営陣の顔ぶれは、~を示している。
managementはここでは「経営陣」の意味です。また、「労働者」はlaborです。例えば「労使交渉」はlabor-management
negotiationです。
lineupは「顔ぶれ・陣容」。
「製品のラインアップ」はproduct
lineupです。
showは「示す・見せる・表示する」などの意味です。
類似表現としては、display,
exhibit, express, illustrate, indicate, reveal, show, suggestなどがあります。また、「発表する」の英語表現には、disclose, give out ,make public, present, publish, releaseなどがあります。
②the
CEO's intention to create the monolithic unity of the organization:組織の一枚岩の結束を生み出したいというCEOの意向
CEOは、Chief Executive
Officerの略で、「最高経営責任者」のことです。
日本の「社長」や「代表取締役」などと同じような意味合いで使われます。
企業の役員は、アメリカの影響もあり、責任分担を明確にするため、「最高~責任者(Chief ~ Officer)」という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、アルファベット3つを組み合わせた略号が使われることが多いので、表にまとめておきます。
↓ ↓ ↓ ↓
ここでは、CEO’sと後に「アポストロフィーs」が付いていますので、「CEOの」となります。
intentionは「意向」。類似語にdesire,
willなどがあります。
ちなみに「意向に反して・不本意に」は、against
the hairとも表現できます。
createは「創造する・創り出す」などの意味ですが、目的語によって様々な訳語になります。例えばcreate prioritiesは「優先順位を付ける」で、create a
problemは「問題を引き起こす(もたらす)」です。
「引き起こす」ことを示す表現には、ほかにcause,
inspireなどがあります。
また、好ましくない物事を引き起こす場合はgive
rise toも使えますよ。
monolithicは「一枚岩の・頑丈な」という意味です。mono-は「単一の」という意味の接頭語で、これで始まる単語は、一つのものを示すことが多いです。
例えばmonotone「モノトーン・単調」。monorail「モノレール」は、もともと1本のレール(線路)を走ることに由来しています。また2か国語を操る人を「バイリンガル(bilingual)」というのに対し1か国語のみの場合はmonolingualと言います。
その他、「対話」つまり複数(二人)の人が話すことをdialogueと言うのに対し、一人で話す「独白・一人芝居」などはmonologueと言います。
unity は「結束・統一」です。
綴りが似た単語にunitやunionがあります。
unitは「単位」や「一群」などひとまとまりになったものを指します。
unionは「結合・団結」という意味です。
organizationは「組織」を示すポピュラーな表現です。例えばcriminal organizationと言えば「犯罪組織」のことです。またa
third party organizationと言えば「第三者機関」を指します。
ちなみに、生物の体内の「組織」は、tissueと言います。
例)tissue cancer(組織がん)
なお、ティッシュペーパーはtissue paperあるいはtissueと言います。また、アメリカでは、ティッシュペーパーの商品名であるKleenex(クリネックス)と言うことが多いようです。