※ ~無しで済ます dispense with~
【例文】
Elderly
people had better lead their day-to-day lives, dispensing with receiving
nursing care.
高齢者は、介護サービスを受けずに日常生活を送る方が良い。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
elderly
people 高齢者
day-to-day
life 日常生活
nursing
care 介護サービス
【かいせつ】
①Elderly people had better lead their day-to-day lives:高齢者は日常生活を送る方が良い
elderly
people は「高齢者」。
elderlyは「年配の」という意味ですが、「時代遅れの・旧式の」という意味で使われることもあります。
peopleは「人々」。また異なる人種・国籍などの人々が集まっている場合は、peoplesが使われます。
had
better は、「~したほうが良い」。日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。
had
betterと比較されることが多い表現にshouldやmustなどがあります。
shouldは「~べき」という義務の意味の助動詞です。ought to も同様の意味です。mustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞で、have toも同じような意味です。
これらの強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。
day-to-day
life は「日常生活」。daily lifeと同じ意味です。
day-to-dayは「毎日の・日常的な」。daily, everydayなども同じく「毎日の」という意味です。
lifeは「生活・人生」などの意味でも使いますが、ここでは「命・生命」です。
例えばTime is life.は「時間は命」となります。
「生命」という意味の場合、lifeの複数形はlivesです。
liveは動詞としても使われます。三単現(三人称・単数・現在)で使うときは、語尾にsがつくので、やはりlivesとなります。
②dispensing with receiving nursing care:介護サービスを受けずに
dispense
with~は「~なしで済ます・省く」あるいは「(法的な義務などを)免除する」という意味です。
ちなみにdispenser(ディスペンサー)は、「取り出し容器」という意味です。
automatic
dispenserは「自動販売機(=vending machine)」のことです。
receiveは「受ける」という意味の英語表現としてよく知られています。バレーボールで、相手のボールを受けることも「レシーブ」と言いますね。
ここでは、前にwithという前置詞があるので、receivingと動名詞になっています。
nursing
care は「介護サービス」。nursingは「看護・介護」の意味です。
高齢者を対象とした介護サービスは、elderly care serviceなどと言います。
「在宅ケアサービス」はhome care service。
またday care centerは「日帰り介護施設」「託児所」「保育所」のことです。
順番が前後しますが、dispense with~も、ここではdispensing with~とingが付いています。これは、文法用語で言えば、付帯状況を示す分詞構文です。付帯状況とは、「~しながら(の状態で)、…する」というように2つのことが同時進行で行われている状態です。
例)She baked cookies, humming songs.「彼女は鼻歌を歌いながらクッキーを焼いた」
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