※ 急増(急騰、急成長)する shoot up
【例文】
It is a moot question
whether the penetration rate of 4K TVs will shoot up
to more than 50 percent in 2020.
4Kテレビの普及率が2020年に50%を超えるまで急増するかどうかは、意見が分かれるところだ。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
moot question 意見が分かれる問題
penetration rate 普及率=diffusion rate
【かいせつ】
①It is
a moot question whether ~:~かどうかは、は意見が分かれるところだ。
moot questionは「意見が分かれる問題」。
mootは「議論に応じる」といった意味です。
あるいは「疑問の余地がある・未決定の」という意味です。この場合の類義語にはdoubtful, questionable, suspiciousなどです。これについては【おまけ】もご覧ください。
questionは「質問」。その他「疑問・論点・問題」と訳すこともあります。
また取り調べなどでの「尋問(じんもん)」は、interrogationです。
it is ~whether…は「…かどうかは~」と訳します。
whetherは「~かどうか」という意味の接続詞です。
②the
penetration rate of 4K TVs will shoot up to more than 50 percent in 2020.:4Kテレビの普及率が2020年に50%を超えるまで急増する
penetration rateは「普及率」。diffusion
rateも同じ意味です。
penetrationは「浸透・侵入」です。rateはここでは「割合・比率」のことです。
ちなみにpenetration priceは「浸透価格」と言います。これは、発売初期にある商品がいち早く市場シェアを獲得するために設定する価格です。ライバル製品より低く設定されます。
4K TVは「4Kテレビ」です。「横4000×縦2000前後の画面解像度に対応したテレビ」などと説明されていますが、画面に映し出される映像がきめ細かく表示されるのが特徴です。
willは「~だろう」という未来を示す助動詞です。
shoot up to~で「~に急増(急上昇・急成長)する)」。
類義語にsurge, upsurgeなどがあります。反対に「急減する」はdecrease rapidlyなどと表現できます。
ちなみに「(飛行機や株価などが)急降下(急落)する」ことはnosediveと言います。
more than ~は、「~を上回る(=より多い)」。
【おまけ】
本文で説明したように、「疑わしい」という意味の表現には、doubtful, questionable, suspiciousなどがあります。
また、「疑う」という意味の動詞には、doubtやsuspectがあります。これらはどちらも「疑う」という意味の単語ですが、そのニュアンスは大きく異なるので注意が必要です。
suspect が「(肯定的に)疑う」時に使われるのに対して、doubt は「(否定的に)疑う」という時に使われるのです。
(例文)
I doubt if he knew the situation.
私は彼がその状況を知っていたかどうか疑っている。(私は彼がその状況を知らなかったのではないかと思っている)
I suspect he knew the situation.
私は彼がその状況を知っていたのではないかと疑っている。(私は彼がその状況を知っていたのではないかと思っている)
なお、doubtfulとsuspiciousの場合も、品詞は違いますが、doubtfulはdoubtと、suspiciousはsuspectと同じような意味合いになります。