2015年8月3日月曜日

「~を踏まえて」って英語でなんて言う?

※ ~を踏まえて、~に合わせて in keeping with

【例文】
The CHO should manage the professional workers in keeping with their expertise.
CHOは、専門性を踏まえて専門職の社員管理をすべきだ。

【ネイティブスピーカーの発音】



【だいじな表現】
CHO(Chief Human resource Officer) 最高人事責任者
expertise 専門性 専門知識
professional workers 専門職の社員

【かいせつ】
The CHO should manage the professional workers CHOは、専門職の社員管理をすべきだ。

CHOChief Human Resource Officerの略で「最高人事責任者」。文字通り、社内の人材に関する責任を担う役職で、人事戦略の統括責任者のことです。
ちなみに「人事部長」は、director of personnel affairsです。

企業の役員は、アメリカの影響もあり、責任分担を明確にするため、「最高~責任者(Chief ~ Officer)」という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、アルファベット3つを組み合わせた略号が使われることが多いので、表にまとめておきますね。
       ↓ ↓ ↓ ↓          


shouldは「~べき」という義務の意味の助動詞です。ought to も同様の意味です。
また、mustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞。have toも同じような意味です。

had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。

ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。 

manageは、ここでは「管理する・世話をする」という意味です。
また「何とかやっていく・操る」といった意味でも使われます。

関連表現はmanager「経営者」management「経営・取扱い・操作」です。併せて覚えておくと良いでしょう。

ちなみに、top managementは「会社の上層部」、middle managementは「中間管理職」、lower managementは「下級管理職」です。



professional workersは「専門職の社員」。

professionalはここでは「専門的な・熟達した」という意味の形容詞ですが、名詞として「専門家・熟達者」という意味で使うこともあります。

workersは「社員」。company memberとも言います。また「平社員」はrank-and-file workerのほかrank-and-file employeeなどと言います。

ちなみに「従業員」はemployeeを使います。(⇔employer:雇用主)
なお、「働く人」「労働者」を意味する単語としては、laborもあります。

また、働く人の服の襟(えり)の色から、主にデスクワークをする労働者をwhite-collar worker、工場棟の現場で働く労働者をblue-collar workerと呼んだりすることもあります。collarとは、もちろん襟のことです。color「色」ではありませんので、ご注意を!(笑)


in keeping with their expertise:専門性を踏まえて

in keeping with~は「~を踏まえて・~と調子を合わせて・~に従って」などの意味です。

類似表現にaccording to , in concurrence with , in touch with , in line with~などがあります。

expertiseは「(専門家の)見解・知識」です。たんに「意見・見解」と言う場合は、opinionviewなどを使います。


Thank you.

Have a nice day ! (^ ^)/~~~~


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宮崎哲也著

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明日香出版社