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come up short 期待外れ(不発)に終わる・実を結ばない
【例文】
The marketers' efforts in the sales promotion came up short in the end.
そのマーケティング担当者らの販促努力は、結局、実を結ばなかった。
【だいじな表現】
in the end 結局
【かいせつ】
①The marketers' efforts in the sales promotion:そのマーケティング担当者らの販促努力は、
marketer(s)は「マーケティング担当者・マーケター」。
effort(s)は、「努力」。make an effortで「努力する」という意味になります。
effort to~は、「~するための努力(取組)」です。
sales promotionは「販促(販売促進)」。
salesは「販売の」という意味です。例えば、sales activityは「販売活動」のことです。
また、sales promotionと似た意味に捉えられる表現にsales campaignがあります。campaignとは、何かの目標を達成するために、一定期間、特別に行う勧誘活動や運動などを指します。
厳密に言えば、販売キャンペーンは、sales promotion(販売促進)の活動の一形態と考えるべきでしょう。
ちなみに、promotion自体を、販売促進と捉えている人を見かけますが、promotionは、「促進」という意味で、sales campaignや広告などを包括する概念です。
②came up short in the end:結局、実を結ばなかった。
come up shortは、「期待外れ(不発)に終わる・物足りない」などの意味です。この場合のshortは、「短い」のほか「足りない」という意味も含みます。ここではcame up
shortと過去形になっていますので、「実を結ばなかった」となります。
反対に「実を結ぶ」はbear fruitと表現できます。bearというとteddy bearなど「クマ」という意味がよく知られていますが、この場合は「実を付ける・結実する」などの意味です。
ちなみに、come up shortは「資金難になる」という意味で使うこともあります。日本語でも「資金がショートする」と言ったりしますね。
in the endは「結局」。at last, eventuallyなども「結局」という意味です。
宮崎哲也著
『はじめての「マクロ・ミクロ経済学」1年生』
明日香出版社