※ 弾みをつける kick-start
【例文】
Japan should
harness small and midsize companies' potential to kick-start its economy.
日本は経済に弾みをつけるために中小企業の潜在力を活用すべきだ。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
harness 活用する
potential 潜在力
【かいせつ】
①Japan should harness small and midsize companies' potential to~:
日本は~するために中小企業の潜在力を活用すべきだ
shouldは「~べき」という義務の意味の助動詞です。ought to も同様の意味です。
また、mustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞。have toも同じような意味です。
had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。
ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。
harnessは「活用する」。utilizeも同じような意味です。ここでは、harness・・・to~となっていますので、「~するために・・・を活用する」という意味です。
small and midsize companiesは「中小企業」。ここでは、companies‘ と、単語のあとにアポストロフィがついていますので「中小企業の」となります。
ここではcompaniesと複数形ですので、アポストロフィを付けるだけで「~の」という意味になりますが、単語が単数形の場合は、アポストロフィの後にsを付けます。
例)teacher’s answer「先生の答え」
companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。会社の規模などを明確に示す場合は、次のような表現があります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
potentialは「潜在力」。「可能性・見込み」という意味もあります。
②kick-start its economy:経済に弾みをつける
kick-startは「弾みをつける」。
ちなみにkick offは「開始する」です。begin, initiate, startなどと同じような意味です。
economyは「経済」。itsは、前に出てきているJapanを指しますので、厳密に訳せば「日本経済」となります。
また、economyは単に「経済」を示す表現ですが、「経済の・経済的な」はeconomic、「経済学」は、economicsとなります。
宮崎哲也著
『はじめての「マクロ・ミクロ経済学」1年生』
明日香出版社