2015年5月15日金曜日

「~を重くみて」って英語でなんて言う?

※〜を重くみて  take a serious view of

【例文】
As the MPD takes a serious view of the systems engineer's crime, it has decided to arrest him.
警視庁はそのシステムエンジニアの犯罪を重くみて、逮捕に踏み切った。

【ネイティブスピーカーの発音】


【だいじな表現】
MDP (Metropolitan Police Department) 警視庁
systems engineer システムエンジニア
arrest 逮捕する 阻止する

【かいせつ】
① As the MPD takes a serious view of the systems engineer's crime:警視庁はそのシステムエンジニアの犯罪を重くみて
ここのasは、「~ので」という意味の接続詞です。日本語らしくするために「~して(重くみて)」と訳しています。

文頭にasが来るときは、この意味のことが多いです。また、後ろに名詞が続くとき、つまり前置詞として使うときは、「~のように、~として」となるなど、使い方によって意味が変わるので、注意しましょう。

MDPMetropolitan Police Departmentの略で「警視庁」。

「庁」という英語表現には、Agencyが使われます。
例)Resources and Energy Agency:資源エネルギー庁
Patent Office:特許庁
FSAFinancial Services Agency):金融庁
ちなみに「警察庁」はNPA(National Police Agency) です。

また、「庁」より格上の「省」には、Ministry Departmentが使われます。
例)Ministry of Finance:「(日本の)財務省」
Department of Treasury(米国の)財務省」


takes a serious view ofは「~を重く見る」。
seriousは、「深刻な、まじめな、本気の」。病気や問題などが重いことを表すときにも使われます。
例)serious arrhythmia(重篤な不整脈) 
  serious affair(重大事件)
ほかに「深刻な」という意味の表現には、critical, heavy, severe, soberingなどがあります。

viewは、「見る・見ること」。
take a viewで「観察する・見る」といった意味です。
類似表現にtake a look「見る・一覧する」、take a glance「ちらりと見る・一瞥(いちべつ)する」などがあります。
なお、view re を付けて、review になると、「見直し(をする)」「再検討(する)」という意味になりますよ。cf. peer review「査読」

systems engineer は「システムエンジニア・技術者」。略してSEと呼ばれることもあります。

crimeは「犯罪・悪事」などの意味です。ほかに、offense, transgressionなどにも同様の意味があります。
ちなみにcommit a crimeは「犯罪を犯す」という意味です。

以下犯罪がらみの表現を列挙しておきますね。
criminal(culprit) 犯罪者 prisoner 囚人(convict=con) inmate(在監者)
death-row convict 死刑囚
perpetrator 実行犯  instigator 教唆犯
accomplice  共犯者  cf. cohort(歩兵隊、仲間、相棒、共犯者)


② it has decided to arrest him:逮捕に踏み切った

ここのitMPDを指しますので、逮捕に踏み切ったのは警察庁です。

decideは、もともと「決心する」という意味で、decide to~は「~することを決心する・決める」。

arrest は「逮捕する・阻止する」。

また、「起訴する」はprosecute=indict)です。

その他、裁判に関連する表現としては、次のようなものがあります。
prosecutor 検察官
lawyer 弁護士
judge 裁判官
plaintiff 原告 ⇆ defendant 被告
civil lawsuit 民事訴訟 ⇆ criminal lawsuit 刑事訴訟





Thank you.

Have a nice day ! (^ ^)/~~~~


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