※~を明らかにする (発表する・出発する) set forth ~
【例文】
The CHO set forth his opinion that an
unbiased policy should be taken for personnel affairs.
CHOは、人事については偏りのない方針がとられるべきだとの意見を明らかにした。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
CHO(Chief Human resource Officer)最高人事責任者
unbiased 偏りのない
personnel affairs 人事
【かいせつ】
①The CHO set forth his opinion that ~:CHOは、~との意見を明らかにした
CHOはChief Human resource Officerの略で「最高人事責任者」。文字通り、社内の人材に関する責任を担う役職で、人事戦略の統括責任者のことです。
ちなみに「人事部長」は、director of personnel affairsです。
企業の役員は、アメリカの影響もあり、責任分担を明確にするため、「最高~責任者(Chief
~ Officer)」という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、アルファベット3つを組み合わせた略号が使われることが多いので、表にまとめておきますね。
↓ ↓ ↓ ↓
set forth~は「~を明らかにする・発表する・出発する」。
shed light on~も「~を明らかにする・理解する」の意です。
1つの単語で「明らかにする」という場合は、elucidate, uncover,
unravel unveilなどを使います。
「明らかにする」という意味の類似表現をまとめておきますね。
・A be a telling sign of ~:Aは~を如実に物語っている
・bring to light〜:~を明るみに出す・〜を明らかにする・〜を暴露する
・bring to the fore 〜(=make clear~):~を表面化する・~を明らかにする
・bring ~to the
surface: ~を浮上させる・~を露呈させる
・come to the fore:立ち現れる
・get to the bottom of 〜:~の真相を明らかにする
・leave no stones unturned 徹底的に捜査する・あらゆる手段を尽くす・徹底的に探す
opinionは、「意見」。「見解」という意味でも使えます。viewも同じ意味です。また「(専門家の)見解や知識」はexpertiseと言うんですよ。
②an unbiased policy should be taken for
personnel affairs:人事については偏りのない方針がとられるべきだ
unbiased
policyは「偏りのない方針」。unbiasedはbiased「偏った・バイアスがかかった」に、否定の接頭語unがついた単語です。
policy は「政策・方針・信条」などの意味です。ただし、同じpolicyでも、insurance policyの場合は、「保険証券」と訳すので、注意してください。なお、生き方に関する「信条」という場合は、credoが使われることが多いです。
should は「~すべきである」という義務の意味の助動詞で、ought to も同様の意味です。
また、must~は「~しなければならない」という強制の意味の助動詞です。have toも同じような意味です。ここでは、否定のnotが後ろにあるので「~してはならない」となります。
had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。
ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。
take a unbiased policyは「偏りのない方針をとる」という意味ですが、ここではbe takenと受動態(be動詞+過去分詞)になっていますので、「方針がとられる」となります。
personnel
affairは「人事(部)」。
personnelは「職員・人事」を表します。