2015年7月1日水曜日

「反省材料」って英語でなんて言う?

※ 反省材料   a matter for reflection

【例文】
The new CMO asserted that clinging to price competition should be a matter for reflection.
CMOは、価格競争へのこだわりが反省材料だと主張した。

【ネイティブスピーカーの発音】


【だいじな表現】
CMO(Chief Marketing Officer)最高マーケティング責任者
assert 主張する
cling to~にこだわる ~に固執する
price competition 価格競争

【かいせつ】
The new CMO asserted that~:新CMOは、~と主張した
CMOは「Chief Marketing Officerの略で「最高マーケティング責任者」。
企業の役員は、アメリカの影響もあり、責任分担を明確にするため、「最高~責任者(Chief ~ Officer)」という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、アルファベット3つを組み合わせた略号が使われることが多いので、表にまとめておきますね。
                                         ↓ ↓ ↓ ↓


assertは「主張する」。
assert that~で、「~と主張する・断言する」。
ほかにadvocate, claim, maintainも同じように使われます。
ただし、advocateは「提唱する」、maintainは「維持する」という意味でも使います。な

なお、assertの関連語にassertiveがあります。これは「自己主張の強い・強引な」という意味です。
ちなみにassertに綴りが似た単語にassortがあります。これは、「分類する・調和する」という意味です。様々な商品を「取りそろえる」という意味でも使われます。チョコレートやチーズの詰め合わせはassorted chocolate/assorted cheeseといいますね。


cling to~は、「~にしがみつく」。あるいは「こだわる・固執する」という意味でも使います。clingとは、もともと、張り付くことや、まとわりつくことを意味します。これが転じて、物理的にくっつくだけでなく、職や権威にしがみつく表現としても使います。

ちなみに、clingに綴りが似た単語にclinchがあります。これは、「固定する・結びつける」などの意味です。ボクシングなどで使う「クリンチ(相手に抱きついて攻撃を阻止する技術)」という意味もあります。

clinging to price competition should be a matter for reflection:価格競争へのこだわりが反省材料

price competitionは「価格競争」。
ビジネスでは、様々な競争があります。例えば、グローバル競争はglobal competition。最近では、迅速性(agility)を追求するagile competition(アジル・コンペティション)も見られます。
なお、cut throat competitionと言えば「破滅的競争」、またworkable competitionと言えば、「有効競争(完全競争状態ではなくても、実質的に一定の競争が行われている状況)」となります。

なお、「競争相手(ライバル会社)」はcompetitorです。反対に「協力企業・補完企業」は、complementor, partner companyなどと言います。また、そのままpartnerを使う場合もあります。
また、「提携企業」という場合には、affiliated companyを使います。

a matter for reflectionは「反省材料」。
matterは、「案件・問題」。あるいは「根拠・物質」などの意味でも使います。ここでは、「反省する要素」といった意味でmatterが使われています。

ちなみに、「喫緊の課題」と言いたい場合には、a pressing matter,  an urgent (and vital) taskという表現があります。
余談ですが、「やっかいな問題」という場合は、hot potatoといったりします。

reflectionは、「反省」のほか、反映、反響、反射などの意味で使われます。
「反省」は、searching one’s conscienceとも言います。
なお、「後悔」の英語表現には、repentance, regretなどがあります。



Thank you.

Have a nice day ! (^ ^)/~~~~


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