※ だとすれば given this
【例文】
Given
this, Japanese companies should attach importance to building reciprocal
relationships with its Latin American partners.
だとすれば、日本企業はラテンアメリカのパートナー企業との互恵関係の構築を重視すべきだ。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
reciprocal
relationship 互恵関係
【かいせつ】
①Given this, Japanese companies should attach importance to ~:だとすれば、日本企業は~との互恵関係の構築を重視すべきだ。
given
thisは「だとすれば」。後に単語を続けて「~から考えると」という意味でも使われます。
例)given
this situation:このような事情から(みると)
given
this factor:こうした要素から考えれば
companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。会社の規模などを明確に示す場合は、次のような表現があります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
shouldは、「~すべきである」という義務の意味の助動詞です。ought
to も同様の意味です。
また、mustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞。have toも同じような意味です。
had
better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。
ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。
attach
importance to ~は「~を重視する」。
importanceは、「重要性・大切さ」を示す表現です。「重要な」という意味を示すimportantを名詞にした形ですね。
place
importance on~,
set a value on~、think highly of~も、やはり「~を重視する」という意味の表現です。
ちなみに、put A before Bは、もともと「Bの前にAを置く」という意味ですが、「BよりもAを重視する」というように物事の優先順位を表す場合にも使われます。
反対に「~を軽視する」の英語表現は、give short shrift to ~, make(think) light of~, slight~などがあります。
また、「Aを~として軽視する(片付ける)」という場合は、shrug off A as 〜と言います。
②building reciprocal relationships with its Latin American partners.
ラテンアメリカのパートナー企業
buildingは「建物」という意味がよく知られていますが、ここでは「構築(建築)すること」の意味です。
reciprocal
relationshipは「互恵関係」。
reciprocal
は「相互の」。mutualとも言います。cf. mutual action「相互作用」
relationshipは「関係」を示すポピュラーな表現です。例えば「因果関係」はrelation of cause and effect(=causal link, causal relationship)です。
ちなみに、「戦略的互恵関係」はMutually Beneficial Relationship Based on Common Strategic Interestsです。
これは、日本政府が主に中国との安全保障や経済、環境等で共通の利益を目指す二国間関係のことです。
Latin
American partnersは「ラテンアメリカのパートナー企業」。
Latin
Americanは「ラテンアメリカの」。
partnerは「パートナー企業・協力企業・補完企業」。complementor,
partner companyとも言います。また、「提携企業」という場合には、affiliated
companyを使います。