2015年7月15日水曜日

「だとすれば」って英語でなんて言う?

※ だとすれば   given this

【例文】
Given this, Japanese companies should attach importance to building reciprocal relationships with its Latin American partners.
だとすれば、日本企業はラテンアメリカのパートナー企業との互恵関係の構築を重視すべきだ。

【ネイティブスピーカーの発音】


【だいじな表現】
reciprocal relationship 互恵関係

【かいせつ】
Given this, Japanese companies should attach importance to ~:だとすれば、日本企業は~との互恵関係の構築を重視すべきだ。

given thisは「だとすれば」。後に単語を続けて「~から考えると」という意味でも使われます。
例)given this situation:このような事情から(みると)
  given this factor:こうした要素から考えれば

companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。会社の規模などを明確に示す場合は、次のような表現があります。
                                     ↓     



shouldは、「~すべきである」という義務の意味の助動詞です。ought to も同様の意味です。
また、mustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞。have toも同じような意味です。

had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。

ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。   

attach importance to は「~を重視する」。
importanceは、「重要性・大切さ」を示す表現です。「重要な」という意味を示すimportantを名詞にした形ですね。

place importance on, set a value on~、think highly of~も、やはり「~を重視する」という意味の表現です。
ちなみに、put A before Bは、もともと「Bの前にAを置く」という意味ですが、「BよりもAを重視する」というように物事の優先順位を表す場合にも使われます。

反対に「~を軽視する」の英語表現は、give short shrift to ~, make(think) light of, slight~などがあります。
また、「Aを~として軽視する(片付ける)」という場合は、shrug off A as 〜と言います。


building reciprocal relationships with its Latin American partners.
ラテンアメリカのパートナー企業

buildingは「建物」という意味がよく知られていますが、ここでは「構築(建築)すること」の意味です。

reciprocal relationshipは「互恵関係」。
reciprocal は「相互の」。mutualとも言います。cf. mutual action「相互作用」
relationshipは「関係」を示すポピュラーな表現です。例えば「因果関係」はrelation of cause and effect(=causal link, causal relationship)です。

ちなみに、「戦略的互恵関係」はMutually Beneficial Relationship Based on Common Strategic Interestsです。
これは、日本政府が主に中国との安全保障や経済、環境等で共通の利益を目指す二国間関係のことです。

Latin American partnersは「ラテンアメリカのパートナー企業」。
Latin Americanは「ラテンアメリカの」。

partnerは「パートナー企業・協力企業・補完企業」。complementor, partner companyとも言います。また、「提携企業」という場合には、affiliated companyを使います。

反対に「競争相手(ライバル会社)」はcompetitorです。

Thank you.

Have a nice day ! (^ ^)/~~~~


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