2015年7月14日火曜日

「親近感を抱く」って英語でなんて言う?

※ ~に親近感をもつ(抱く) feel affinity toward

【例文】
Japanese companies should attach more importance to Latin America, because many of the nations in that region feel affinity toward Japan.
その地域の国民の多くが日本に対して親近感をもっているので、日本企業はもっとラテンアメリカを重視すべきだ。

【ネイティブスピーカーの発音】



【だいじな表現】
attach importance to~:~を重視する(=place importance on~)

【かいせつ】
Japanese companies should attach more importance to Latin America :日本企業はもっとラテンアメリカを重視すべきだ。

companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。会社の規模などを明確に示す場合は、次のような表現があります。
                       ↓     



shouldは、「~すべきである」という義務の意味の助動詞です。ought to も同様の意味です。
また、mustは、「~しなければならない」という強制の意味の助動詞。have toも同じような意味です。

had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。

ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。   

attach importance to は「~を重視する」。
ここではattach more importance to~となっているので「より重視する・もっと重視する」という意味になります。

importanceは、「重要性・大切さ」を示す表現です。「重要な」という意味を示すimportantを名詞にした形ですね。

place importance on, set a value on~、think highly of~も、やはり「~を重視する」という意味の表現です。
ちなみに、put A before Bは、もともと「Bの前にAを置く」という意味ですが、これが転じて「BよりもAを重視する」ことを表すこともあります。

反対に「~を軽視する」の英語表現は、give short shrift to ~, make(think) light of, slight~などがあります。
また、「Aを~として軽視する(片付ける)」という場合は、shrug off A as 〜と言います。

Latin Americaは「ラテンアメリカ」。


because many of the nations in that region feel affinity toward Japan.:その地域の国民の多くが日本に対して親近感をもっているので、

becauseは、「なぜなら~ので(~ため)」という接続詞。asも文頭で接続詞として用いる場合は「~だから、~なので」同じような意味になることが多いです。

many ofは「多くの~」。
nationは「国・国家」。countryも同じく「国」という意味で使われます。
またstateは、アメリカなどの「州」という意味がよく知られていますが、「国」という意味でも使われます。
もう少し踏み込んで意味の違いを言うなら、nationは民族的な意味での「国家」、countryは地理的な意味での「国家」、そしてstateは政治的な意味での「国家」を示すことが多いです。

regionは「地域・領域」。類似表現にarea, districtがあります。
「地域の」はregionalです。
ちなみに、regionallocalは、医学用語で「局所」という意味もあります。
例) regional(local) anesthesia(局所麻酔)

feel affinity towardは「~に親近感をもつ」。

affinityは「親しみ・親近感」のことです。類似表現にintimacyがあります。



Thank you.

Have a nice day ! (^ ^)/~~~~


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