※~という立場をとる take the stand that ~
【例文】
The new CEO will take the stand that
maximizing the ROE is the first priority.
新CEOは、ROEの最大化を第一優先とする立場をとるだろう。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
CEO(Chief Executive Officer)最高経営責任者
ROE(Return On Equity) 自己資本利益率
the first priority 第一優先
【かいせつ】
①The new CEO
will take the stand that ~:新CEOは、~という立場をとるだろう。
CEOは、Chief
Executive Officerの略で、「最高経営責任者」のことです。
日本の「社長」や「代表取締役」などと同じような意味合いで使われます。
企業の役員は、アメリカの影響もあり、責任分担を明確にするため、「最高~責任者(Chief
~ Officer)」という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、アルファベット3つを組み合わせた略号が使われることが多いので、表にまとめておきます。参考までに表にまとめました。
willは「~だろう」という意味の未来を表す助動詞です。
take the stand that~は「~という立場をとる」。
standは「立つ」という意味の動詞としてよく知られていますが、「立つ場所」つまり「立場」を示す名詞として使うこともあります。また、商品の「売り場・屋台」もstandです。ただし「ガソリンスタンド」は和製英語で、正確にはgas station(米国), petrol station(英国)と言いますよ。
なお、「立場」を示す英語表現には、positon, stance,
standpointなどがあります。
また、身体の「姿勢」を示す場合は、postureを使います。
②maximizing
the ROE is the first priority:ROEの最大化が第一優先である
maximizeは「最大化する」。ここではingが付いて動名詞になっていますので「最大化(すること)」となります。反対に「最小化する」はminimizeです。
ROEは、Return
On Equityの略で「自己資本利益率(株主資本利益率)」です。
簡単に言うと、株主が投資した資金に対して、企業がどの程度の利益を上げたかを測る指標で、「当期純利益÷自己資本×100」で算出されます。
ちなみに、株式投資を行う際は、ROEのほか、PBR(price book-value ratio:株価純資産倍率)やPER(price earnings ratio:株価収益率)、ROI(return on investment:投下資本利益率)も重視されます。
the first priorityは「第一優先」。
firstは「第一の」、priorityは「優先事項・先行」などの意味です。
例えば「先行投資」はpriority investmentです。
また、「~を優先する」という場合は、place priority on~, give priority to~という表現があります。
「優先順位を付ける」は、create priorities, set
prioritiesなどと表現できます。