※ ~の実権を握る take the helm of~
【例文】
The owner of the company tries to take the
helm of its management.
その会社のオーナーが経営の実権を握ろうとしている。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
owner オーナー
management 経営
management 経営
【かいせつ】
①The owner of the company tries to ~:その会社のオーナーが~しようとしている
ownerは「オーナー・所有者」。own「所有する」に人を表すerが付いた形です。
companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。
会社の規模などを明確に示す場合は、次のような表現があります。
会社の規模などを明確に示す場合は、次のような表現があります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
try
to~は「~することを試みる・~しようとする」。
tryは「試みる・試しにやってみる」という意味です。
ただし、tried to~と過去形になった場合には、「やってみたけどダメだった」という否定的なニュアンスが強くなります。
また、「~しようと努めている」という場合は、be動詞+out to~という表現もあります。
なお、「一生懸命に~しようとする」と言いたい場合には、strive to~を、「必死で~しようとする」と言いたい場合にはstruggle to~を用います。なお、「しきりに~したがる」と言いたい場合には、eager
to~を使うとよいでしょう。
②take the helm of its management:経営の実権を握る
take the
helm of~は「~の実権を握る・(船の)舵(かじ)をとる」。hold real power, take chargeも同じような意味です。
helmはもともと「(船の)舵」を指します。船の舵を取ることは、船が進む方向を操ることから、「実権を握る」と訳すこともあります。
managementは「経営」。manage「何とかやっていく・世話をする・操る」の名詞形で、「取扱い・操作」という意味も含まれています。
ちなみに、top managementは「会社の上層部」、middle managementは「中間管理職」、lower managementは「下級管理職」です。
宮崎哲也著
『はじめての「マクロ・ミクロ経済学」1年生』
明日香出版社