2015年6月3日水曜日

「~と相まって」って英語でなんて言う?

※ ~と相まって  coupled with

【例文】
Coupled with the consumption tax hike, rising energy prices will deal a heavy blow to household finances.
エネルギー価格の上昇は、消費増税と相まって、家計に大きな打撃を与えるだろう。

【ネイティブスピーカーの発音】

【だいじな表現】
consumption tax 消費税 
deal a blow to~に打撃を与える
household finance 家計

【かいせつ】
①Coupled with the consumption tax hike: 消費増税と相いまって、
coupled withは「~と相まって・~に加えて」。類似表現にtogether with~「~とともに・一緒に」があります。

coupleは「一対(名詞)・結びつける(動詞)」という意味です。
a couple of~と言えば「2~3の」となります。例)a couple of days「2~3日」

consumption tax hikeは「消費増税」。消費税率の引き上げですね。
hikeは「引き上げ・値上げ」の意味です。hikeはほかにも使えます。例えば「賃上げ」はwage hike、「円高」はyens hikeです。

税の英語表現を簡単にまとめておきます。
・法人税:corporate tax, corporate tax, corporate income tax
・所得税:income tax
・消費税:consumption tax

なお、所得税や法人税は、納税義務者と税負担者が同じなので直接税(direct tax)、消費税は納税義務者と税負担者が異なるので間接税(indirect tax)です。
そして、この両者の比率は、直間比率(ratio of direct to indirect taxes)と呼ばれています。

rising energy prices will deal a heavy blow to household finances:エネルギー価格の上昇は、家計に大きな打撃を与えるだろう。
risingは「上昇」。ここでは価格の上昇を表しています。rising yenは「円高」のことです。
それ以外にも「上昇」や「増加」を表す表現として幅広く使われます。
例)rising demand「需要の増大」
rising sun「日の出」
rising temperature「気温の上昇」

energy priceは「エネルギー価格」。類義語にenergy costがあります。energy priceが原油や天然ガスなどの相場価格を指すのに対し、energy costは、企業や民家など個別に消費する電気やガスの価格(電気代・ガス代)を指すことが多いです。

willは「~だろう」という未来を示す助動詞です。

deal a blow toは「~に打撃を与える」。blowは「一撃・殴打」、dealは「分配する・取引する」などの意味です。ここではheavyが付いていますから、「大きな打撃を与える」となります。

heavyは「重い」という意味でよく知られていますが、一般に程度がひどい・大きいことを示す表現です。
例えば、数や量が多い(heavy bleeding:大量出血)、大変な仕事(heavy work)などもheavyを使います。

blowには「空気を入れる・吹き飛ばす・風が吹く」などの意味もあります。ちなみに美容室などで「髪をブローする」というときもblowを使います。
なお、blowと綴りが似た単語にbrowがあります。これは「眉(毛)」の意味です。

household financesは「家計」。household economy, housekeeping moneyなども同じような意味です。


Thank you.

Have a nice day ! (^ ^)/~~~~


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