【今日のビジネス英語表現】
※ 駆け込み需要 last-minute demand
【例文】
Because
ofasurge in last-minute demand before the consumption
tax rate hike, personal spending was robust.
消費増税前の駆け込み需要の増大のため、個人支出は堅調であった。
【ネイティブスピーカーの発音】
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【だいじな表現】
・surge:増大 上昇 ⇆ decline:減少 下落
・consumption tax rate hike:消費税増税
・personal spending:個人支出
・robust:頑丈 堅調
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
① because
of~は、原因を示す表現で「~のため」と訳します。~の部分には、原因となる物事が続きます。類似英語表現として、due to~があります。
surgeは、急な上昇や増加を示す英語表現です。反対の意味を表す単語(急減、急落)に、drop, nosedive(発音:nóʊzdàɪv), plungeがあります。
例えば、人気が急上昇(急落)することは、surge(plunge)in popularityと表現できます。
last-minuteは、「直前の・土壇場の・ギリギリの」。demandは「需要」です。
ですから、last-minute
demandは、直訳すると「直前の需要」ですが、いわゆる駆け込み需要のことです。
「最後のギリギリのところで」と英語で言いたいときは、at the last minuteが使えます。または、at the eleventh
hourという表現もあります。直訳すると「11番目のとき」ですが、おそらく、12時になるまであと1時間しかないということで、このような意味で使われていると考えられます。
そして、by a hair’s
breadth と言えば、「危機一髪で」という意味ですね。
それから、demandの反意語は、supply(供給)ですので、セットで覚えておきましょう。
② beforeは、「~の前に」という意味の接続詞です。
反意語は、「~の後に」で、afterですね。
consumption taxは「消費税」。
ちなみに所得税はincome
tax、法人税はcorporate tax, corporate income taxなどと言います。
所得税や法人税は、納税義務者と税負担者が同じなので直接税(direct tax)と言い、消費税は納税義務者と税負担者が異なっているので間接税(indirect tax)と言います。そして、この両者の比率は、直間比率(ratio
of direct to indirect taxes)と呼ばれています。
rateは、「割合・比率」、hikeは「引き上げ・値上げ」です。
つまり、consumption tax
rate hikeは、消費税率の引き上げを示していますので、「消費増税」と訳しました。ちなみに、減税はtax
reductionと言います。
personal
は「個人的な」、spendingは「支出・出費」の意味です。
robustは、丈夫で活気がある様子を示す表現です。ここでは「堅調な」と訳しています。
堅調とは、少しずつながら着実に上昇する傾向のことです。経済、企業の業績、相場などの様子を示すのに使われます。
堅調を示す英語表現は、ほかに、firm, solid, steady, strongなどがあります。
【今日のまとめとおさらい】
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