※ 態度を硬化させる harden one's stance
【例文】
As the company
rejected the claimer's request, he hardened his stance.
その会社がクレーマーの要求を断ったため、彼は態度を硬化させた。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
reject 拒絶する
【かいせつ】
①As the company rejected the claimer's request,:その会社がクレーマーの要求を断ったため、
asは、ここでは「~ので、~だから」という意味の接続詞です。通例、文頭にasが来る場合は、この意味になることが多いです。
companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で、規模や内容を問わず使える単語です。
会社の規模などを明確に示す場合は、次のような表現があります。
会社の規模などを明確に示す場合は、次のような表現があります。
なお、法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。その他、会社を表す単語としては、firm
やenterpriseなどがあります。
rejectは「拒絶する・拒否する・断る」など、相手の要求を受け入れないときに使う英語表現です。refuse, renounce, repelにも同様の意味があります。
ちなみに、rejectの名詞形はrejectionです。これは、棄却(=dismissal)、つまり裁判所が申立て等に「理由がない」として、訴訟を退けるという意味です。
claimer's
requestは、「クレーマーの要求」。
claimerは、claim「苦情・主張」の後に、人を示す-erが付いた形で、「苦情を言う人・主張する人」のことです。
ちなみに、口語表現ではありますが、beef「牛肉」に不定冠詞a が付くと、やはり「不満・苦情」の意味になります。
Do you have a beef?と言うと「不満があるのか?」となるので要注意ですね。
なお、後で紹介するように、beef up~と言えば、「~を強化する・~を増強する」という意味になりますよ。
requestは、「要求」。
ほかに、要求を表す表現としては、call, claim, demand, requirementなどがあります。
②he hardened his stance:彼は態度を硬化させた。
hardenは「固める・硬化させる・(人の心を)頑固にする」などの意味です。
hardenをsolidifyに変えてsolidify
one’s stanceとしても同じ意味になります。solidifyも、「固める」という意味の英語表現です。
ちなみに「強化する・増進する・支持する」などの意味の英語表現は、bolster, brace, buttress, beef up, prop up, ramp up, ratchet up,
shore up, step up, strengthen, reinforceなどがあります。
stanceは、姿勢や立場、構えなどを示す英語表現です。
ゴルフや野球などで「スタンスを広くとって・・・」などというのは、構えるときに歩幅を広くとることですね。
ここでは、精神的な姿勢ということで「態度」と訳しています。
その他、感情面での「姿勢」や「態度」、考え方は、attitude、身体的な「姿勢」を示す場合はpostureという表現があります。