※ ~かどうかは疑問である it is questionable whether~
【例文】
It is questionable whether the BRICS bank can be a
counterweight to the current international financial order.
BRICS 銀行が現行の国際金融秩序に対する対抗軸になりうるかどうかは疑問である。
【ネイティブスピーカーの発音】
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
BRICS (Brazil,
Russia, India, China, South Africa)counterweight to~=counterbalance to ~への対抗軸
current 現行の
international financial order 国際金融秩序
【かいせつ】
①
It
is questionable whether the BRICS bank can be a counterweight to ~:BRICS 銀行が~に対する対抗軸になりうるかどうかは疑問である。It is questionable whether~で「~かどうかは疑問である」
questionableは「疑問である」。
whether~は「~かどうか」
BRICSはBrazil, Russia, India, China,
South Africaの5か国のことです。これらは、最近台頭している新興国グループとしてよく知られています。
それ以外に、同じく最近台頭する新興国グループとしては、VISTA(ビスタ)が知られています。これは、BRICs経済研究所代表の門倉貴史氏の発案によるもので、具体的には、ベトナム(Vietnam)、インドネシア(Indonesia)、南アフリカ(South Africa)、トルコ(Turkey)、アルゼンチン(Argentina)の頭文字をつないだものです。
counterweightは「対抗軸」。counterbalance to ~は~への対抗軸です。
ちなみにcountervailing
powerは「対抗力」です。
counterは、反対あるいは逆のもの、という意味です。
ボクシングのカウンターパンチ(counter punch)やサッカーのカウンターアタック(counter
attack)などは、相手が攻撃を仕掛けてきた際、その逆手を取って反撃する手法です。
動詞のcounterにも「反撃する・反論する」という意味があります。
can be~は「~となりうる」の意味です。
②
the
current international financial order:現行の国際金融秩序
currentは「現行の」。
例えば current situationは「現状(現在の状態)」です。
currentの同義語にはpresentがあります。「既存の」と言う場合はexitingを使います。
またincumbentは「現職の」です。
なおcurrentの副詞形はcurrentlyで、「現在・今・目下」などの意味です。currentのコアイメージは、「現在流れている」「流通している」「潮流」という意味です。そのため、そこから派生したcurrency は、「通貨(現在流通している貨幣)」と意味になるのです。
ちなみに、current
Englishと言えば、「時事英語」のことです。また、current profitと言えば、「経常利益」を意味します。
International financial
orderは「国際金融秩序」
internationalは「国際的な」という意味でよく知られています。
ちなみに、これとよく似た単語にglobal「地球規模の」があります。
internationalが国境(border)概念を前提としているのに対して、global は「国境の希薄化(borderless)」を前提としているので、そう考えると、両者には微妙なニュアンスの違いがあると言えますね。
financialは「金融の・財政の」。
例)FSA(Financial Services Agency):金融庁orderは「順番」「注文」などの意味で使われることが多いですが、ここでは「秩序」の意味です。
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