※ 政令で定める lay down a government ordinance
【例文】
The
government has decided to lay down a government ordinance to designate
two sea areas.
政府は2つの海域の指定を政令で定めることを決定した。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
lay
down ~を敷設する (地下室に)貯蔵する
(規則などで) 定める
government
ordinance 政令
sea
area 海域
【かいせつ】
①The government has decided to lay
down a government ordinance to ~:政府は~をを政令で定めることを決定した
governmentは、政府や政治、政権を示す一般的な表現です。
政権が~体制と言えるほど強固なものとなっている場合には、regimeという表現が使われることもあります。
例)socialist regime (社会主義政権/体制)
decideは、もともと「決心する」という意味で、decide to~は「~することを決心する・決める」。ここではhave
+過去分詞(decided)の現在完了形ですので「決定した」となります。
また、「決心する」の類語としては、determineやresolveがあります。
lay
down ~で「~を敷設する・(地下室に)貯蔵する・(規則などで) 定める」
layは「横たえる」の意味です。
例えば、lay outは「きちんと並べる・レイアウトする」です。
「横たわる・(ある状態の)ままでいる」という場合はlieを使います。
それ以外にlieは「うそ・虚偽」あるいは「うそをつく」という意味でも使います。
「横たえる」と「横たわる」。紛らわしいですね。動詞の変化も微妙に違いますので、整理しておきます。
・横たえる:lay(原形)laid(過去)laid(過去分詞)
・横たわる:lie(原形) lay(過去) lain(過去分詞)
・嘘をつく:lie(原形) lied(過去)
lied(過去分詞)
government
ordinance は「政令」。
政令とは憲法などの法律の決まりを守るために内閣が行う命令です。
また、文部科学省や厚生労働省などの各省が行う命令は「省令」、都道府県や市町村などが行う命令は「条例」です。それぞれの違いをまとめておきますね。
・法律(law): 国会で定める規則
・政令: 内閣が法律の範囲内で定める規則
・条例: 地方自治体が法律の範囲内で定める規則
・省令: 各省が法律の範囲内で定める規則
「政令」と同じく、「省令」「条例」もordinanceを使います。
・prefectural ordinance 県の条例
・municipal ordinance 市町村などの条例
・ministerial ordinance 省令
②designate two sea areas:2つの海域を指定する
designateは「指定する・指名する」。
例)a city designated by ordinance「政令指定都市」
※ 政令で指定する都市のうち人口が50万人以上の市。行政区を設ける ことができる。
sea
area は「海域」。seaは「海」、areaは「地域・領域」のことです。
例えばseabed「海底」。ただし「海里」はnautical mileと言います。