2015年5月14日木曜日

「迷走する」って英語でなんて言う?

※ 迷走する stray off course 

【例文】
At first, the entrepreneur strayed off course in selecting a business.
当初、その起業家は事業選択で迷走 した。

【ネイティブスピーカーの発音】


【だいじな表現】
at first 当初 =at the beginning= in the beginning

【かいせつ】
① At first, the entrepreneur strayed off course :当初、その起業家は迷走した

at firstは「当初」。 at(in) the beginningも同じ意味です。

「まずはじめに」はfirst of all, to begin with, in the first placeなどと言います。「何よりもまず・いの一番に」と言いたい場合には、first and foremostを使うとよいでしょう。
また、「初めて」という場合には、for the first timeが使われます。

stray off courseは「迷走する」。stray off~は「~からそれる・離れる・外れる」という意味です。コース(course)を外れるので、「迷走する」というわけです。

go astrayも「迷走する」です。astrayは「道に迷って・方向を見失って」という意味です。
なお、話などの「迷走」や「脱線」は、digressionと言います。
    cf. to return from the digression「本題に立ち返って」。
ただし、鉄道等での実際の「脱線」という場合には、derailmentを使います。

courseは、もともと「道・方向」という意味です。
ちなみにas a matter of courseは「当然のこととして」という意味です。
ただし、course factに変わって、as a matter of factとなると、「実際のところ」「実際問題として」という意味になりますよ。
また、par for the courseは、「当然のこと・当たり前のこと」という意味です。


② in selecting a business:事業選択で

inは、時や場所を表す前置詞で、「~で、~に」などと訳すことが多いです。

selectは「選択する・選ぶ」。
ここでは、ingが続いて動名詞になっていますが、selectの名詞形はselectionです。

なお、ほかに「選択する(選択)」という意味の英語表現にchoosechoice)があります。
choiceの類似表現には、optionselection(selectの名詞形)などがあります。
例えば「苦渋の選択」は、an agonizing choice, a wrenching choiceと言います。(ちなみに「苦渋の決断」は、an agonizing decision)。


なお、「選択肢」という場合には、 alternativesとか、optionを使うのが一般的です。




Thank you.

Have a nice day ! (^ ^)/~~~~


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