※ 迷走する stray off
course
【例文】
At first, the entrepreneur
strayed off course in selecting a business.
当初、その起業家は事業選択で迷走 した。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
at first 当初 =at the beginning=
in the beginning
【かいせつ】
① At
first, the entrepreneur strayed off course :当初、その起業家は迷走した
at firstは「当初」。 at(in) the
beginningも同じ意味です。
「まずはじめに」はfirst of
all, to begin with, in the first placeなどと言います。「何よりもまず・いの一番に」と言いたい場合には、first and foremostを使うとよいでしょう。
また、「初めて」という場合には、for
the first timeが使われます。
stray off courseは「迷走する」。stray off~は「~からそれる・離れる・外れる」という意味です。コース(course)を外れるので、「迷走する」というわけです。
go astrayも「迷走する」です。astrayは「道に迷って・方向を見失って」という意味です。
なお、話などの「迷走」や「脱線」は、digressionと言います。
cf. to return from the digression「本題に立ち返って」。
ただし、鉄道等での実際の「脱線」という場合には、derailmentを使います。
courseは、もともと「道・方向」という意味です。
ちなみにas a matter of
courseは「当然のこととして」という意味です。
ただし、course がfactに変わって、as a matter of factとなると、「実際のところ」「実際問題として」という意味になりますよ。
また、par for the
courseは、「当然のこと・当たり前のこと」という意味です。
② in
selecting a business:事業選択で
inは、時や場所を表す前置詞で、「~で、~に」などと訳すことが多いです。
selectは「選択する・選ぶ」。
ここでは、ingが続いて動名詞になっていますが、selectの名詞形はselectionです。
なお、ほかに「選択する(選択)」という意味の英語表現にchoose(choice)があります。
choiceの類似表現には、optionやselection(selectの名詞形)などがあります。
例えば「苦渋の選択」は、an
agonizing choice, a wrenching choiceと言います。(ちなみに「苦渋の決断」は、an agonizing decision)。