※ 正念場を迎える face a moment of truth
=face a crucial moment(point)
【例文】
Japan’s economy now faces
a moment of truth after a temporary lull.
日本経済は、景気の踊り場を終え、今や正念場を迎えている。
【だいじな表現】
temporary lull 小康状態 景気の踊り場
【ネイティブスピーカーの発音】
丸いボタンを押すと、音声が流れます。
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【かいせつ】
① Japan’s
economy now faces a moment of truth:日本経済は、今や正念場を迎えている
Japan’s economyは「日本(の)経済」。the
Japanese economyも同じく日本経済のことです。ただしこの場合は定冠詞theが付きます。
また、単に「経済」という場合はeconomyで、「経済の・経済的な」はeconomic、「経済学」は、economicsとなります。
nowは「今・現在」。ここでは「今や~」。nowadaysも同様の意味で使われています。
ちなみに「差し当たり」という場合は、for
now、for the time beingという表現があります。
face a moment of truthは「正念場を迎える」。face a
crucial moment(point)も同じ意味です。crucialは「重大な」の意味です。
その他「重要な」という意味の表現には、graveやimportant, key, significantなどがあります。
それから、中心的な役割を果たすほど重要なという場合には pivotal(枢要な)、生命にかかわるような重要性を示す場合はvital、
必須条件として重要なという場合はessentialがよく使われますよ。
moment of truthは「正念場・決定的瞬間」の意味です。
momentは「一瞬・瞬間」や「ある特定の時点」の意で、例えばfor the moment(=for the time being)は「当面の間・当面」。
② after
a temporary lull:景気の踊り場を終えて
temporary lullは「景気の踊り場」。temporaryは「一時的な」、lullは「(一時的な)停滞・小康状態」の意味です。景気の踊り場とは、景気が回復基調にあるときに、一時的に景気が横ばいになったように思える時期を階段の踊り場にたとえた表現です。ちなみに、実際の「階段の踊り場」は、landing of stairsです。
「暫定的な」「仮の」を意味する言葉としては、tentative やprovisionalがあります。cf. tentative plan 「暫定案」「試案」、 provisional budget
「暫定予算」。
lullの類似表現にrespite「一服・小休止」があります。
また、病気の症状が一時的に改善している状態はlull の他に、remittenceがあります。よく似た綴りの単語にremittance「送金(額)」がありますので、一緒に覚えておきましょう。
ところでrespiteと綴りがよく似た単語にdespite「~にもかかわらず」があります。綴りは1文字違いですが、意味は全く違うので要注意ですね。