2015年5月13日水曜日

「過言ではない」って英語でなんて言う?

  ~と言っても過言ではない it is no exaggeration to say that

【例文】
As it is no exaggeration to say that "time is money", business persons must not idle their time away.
「時は金なり」と言っても過言ではないので、ビジネスパーソンは時間を無駄にしてはならない。

【ネイティブスピーカーの発音】



【だいじな表現】
business person  ビジネスパーソン、事業家  cf. entrepreneur 起業家
idle away ~を無駄にする

【かいせつ】
① As it is no exaggeration to say that "Time is money":「時は金なり」と言っても過言ではないので、

ここのasは、「~ので」という意味の接続詞です。文頭にasが来るときは、この意味のことが多いです。また、後ろに名詞が続くとき、つまり前置詞として使うときは、「~のように、~として」となるなど、使い方によって意味が変わるので、注意しましょう。

it is no exaggeration to say that~は「~と言っても過言ではない」。

exaggerationは「誇張(こちょう)・誇張表現」という意味です。つまり、it is no exaggeration to say that~を直訳すると「~と言うことは、誇張ではない」となります。it is not too much to say thatも同じような意味です。

ちなみにexaggerationの形容詞形はexaggeratedで「誇張された・大げさな」などの意味です。
例)exaggerated advertisement「誇大広告」

Time is moneyは「時は金なり」ということわざです。
その他、timeを使ったことわざには、Time is life.「時間は命」、The third time is lucky.「三度目の正直」などがあります。


② business persons must not idle their time away:ビジネスパーソンは時間を無駄にしてはならない。

business person は、「ビジネスパーソン・事業家」のことです。
「起業家」はentrepreneurと言います。

ちなみにbusiness manは、主に男性の事業家を指します。日本語で「ビジネスマン」と言うと「サラリーマン(salaried worker, office worker)」のイメージを持つ人が多いですが、英語では意味が違うので注意しましょう。

mustは「~しなければならない」という強制の意味の助動詞。have toも同じような意味です。ここでは、否定のnotが後ろにあるので「~してはならない」となります。

また、「~すべきである」と言う場合は、shouldを使います。ought to も同様の意味です。
had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。
ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。

idle awayで「~を無駄にする」です。ここでは、idle their time awayとなっていますので、「(事業家たちの)時間を無駄にする」という意味になります。

もともとidleは「空回りする」という意味です。車のエンジンを空回りさせることを「アイドリング」と言ったりしますよね。

なお、人気タレントなどのいわゆる「アイドル」は、idolと綴ります。これはもともと「偶像・崇拝の対象」という意味です。



Thank you.

Have a nice day ! (^ ^)/~~~~


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