※~についてくよくよ考える dwell
on ~
【例文】
The marketers had no time
to spare for dwelling on the sales slump.
マーケティング担当者らは、その販売不信について、くよくよ考えている暇はなかった。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
・have no time to
spare for ~する暇はない
・sales slump 販売不振
【かいせつ】
① The
marketers had no time to spare for~:マーケティング担当者らは、~する暇はない
marketerは「マーケティング担当者・マーケター」。
have no time to spare for~で「~する暇はない」。ここではhad no time…と過去形になっていますので、「暇はなかった」となります。
have no timeは「時間がない・暇がない」という意味です。
spareは、「予備(品)」あるいは「予備の」という意味の表現として知られています。例えば「スペアキー(spare key)」と言ったりしますね。
ただしここでは、時間などを「割く」という意味です。
ちなみにspareには「出し惜しむ」という意味もあります。
例)spare no efforts
to~「~する努力を惜しまない」
② dwelling
on the sales slump:その販売不振についてくよくよ考えている
dwellは、もともと、ある状態や場所に「存在する」という意味です。
そして、dwell onとなると「くよくよ考える・つくづく考える」などの意味になります。
類似表現には、brood over~, ponder over~などがあります。
salesは「販売の」という意味です。例えばsales activityは「販売活動」。
slumpは「下落・落ち込み」など、よくない方向に進むことを指します。
例えばremain in a slumpは「低迷を続ける」。
ここでは、slumpは「不調で、不振で」という意味です。
アスリートが不調なときに「スランプに陥る」と言ったりしますね。
また、経済が低迷することはrecessionと言います。さらに、不況を通り越して、恐慌(きょうこう)という場合には、depressionを使います。
cf. the Great
Depression「大恐慌」