※ ~する努力を惜しまない spare no efforts to~
【例文】
The CMO should spare no
efforts to expand the market share of the new product.
CMOは、新製品の市場シェアの拡大に努力を惜しむべきではない。
【ネイティブスピーカーの発音】
【だいじな表現】
market share 市場シェア(占有率)
【かいせつ】
① The
CMO should spare no efforts to~:CMOは~する努力を惜しむべきではない
CMOは、Chief Marketing
Officerの略で、「最高マーケティング責任者」です。
企業の役員は、アメリカの影響もあり、責任分担を明確にするため、「最高~責任者(Chief ~ Officer)」という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、アルファベット3つを組み合わせた略号が使われることが多いので、表にまとめておきますね。
↓ ↓ ↓ ↓
shouldは「~すべきである」という義務・当然の意味の助動詞です。ought to も同様の意味です。
had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have to)>had better>should(ought to)という序列になります。
ちなみにhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。
spare no efforts to~は「~する努力を惜しまない」
spareは、「予備(品)」という意味の名詞、あるいは「予備の」という形容詞として知られています。例えば「スペアキー(spare key)」と言ったりしますね。
ただし、ここでは「~を出し惜しむ」という意味の動詞です。
spareの後がno effortsと否定の形になっているので、「努力を惜しまない」となるわけです。
ちなみにspare no costは「犠牲(orコスト)を惜しまない」、spare no painは「骨惜しみしない(苦労をいとわない)」という意味です。
② expand
the market share of the new product:新製品の市場シェアを拡大する
expandは「拡大する」。
「拡大する・広げる・増やす」という意味では、ほかにbroaden, enhance, enlarge, extendなどの表現があります。また「広い」はbroad, extensive, wideなどと言います。
反対に「狭める」は、narrow。狭める対象によって、contract, decrease, diminish, reduce, shorten, lessenなどを使うこともあります。
market shareは「市場シェア」。market
shareは「市場シェア・市場占有率」。shareは「共有する・割り当てる」という意味ですが、この場合のshareは「占有率」のことです。
productは、「製品」。ほかにarticle,
commodity, goods, item, manufactures, merchandise, waresなども使われます。