2015年4月22日水曜日

「熱心である」って英語でなんて言う?

※〜に熱心である  be keen on

【例文】
The top management is not keen on an organizational reform as well as a strategy changeover.
トップマネジメントは、戦略転換はおろか、組織改革にも熱心ではない。

【ネイティブスピーカーの発音】


【だいじな表現】
top management  トップマネジメント
organizational reform 組織改革
strategy changeover 戦略転換

【かいせつ】
① The top management is not keen on ~:トップマネジメントは~に熱心でない

top managementは、「会社の上層部」を指します。そのままカタカナで「トップマネジメント」と言うこともあります。
会社での「中間管理職」はmiddle management、「下級管理職」は、lower managementと言います。

参考までに、図にまとめました(↓)      
  


be keen on~で「~に熱心である」。ここでは否定のnotが入っていますので、「~に熱心でない」となります。
同じく「~に熱心である」ことを示す英語表現には、be committed to, be enthusiastic about~, be fanatic about, be passionate about~があります。


② an organizational reform as well as a strategy changeover:戦略転換はおろか組織改革にも

organizational reform は、「組織改革」。
organizationalは「組織的な・組織の」。organization(組織)の形容詞形です。
organizationは「組織」を示すポピュラーな表現です。例えばcriminal organizationと言えば「犯罪組織」のことです。
ちなみに、生物の体内の「組織」は、tissueと言います。
例)tissue cancer(組織がん)

なお、ティッシュペーパーはtissue paperあるいはtissueと言います。また、アメリカでは、ティッシュペーパーの商品名であるKleenex(クリネックス)と言うことが多いようです。そういえば、日本でも、一般名詞であるはずの「ばんそうこう」を固有名詞の「バンドエイド」(商品名)などと言ったりしますよね。

reformは、組織や制度などをより良く変えていくことを指します。ここでは「改革」と訳しましたが、それ以外に「刷新・修正・矯正(する)」という意味もあります。よく洋服や住宅などをリフォームする、といいますが、これは和製英語で、一般的には、下のような単語を使います。

洋服のリフォーム:alteration, remakingなど
住宅のリフォーム:house repair, rebuilding, remodeling, renovationなど

ちなみにreform oneselfは、「自己変革する、心を入れ替える」といった意味で使われます。

A as well as Bで「BだけでなくAもまた/BはもちろんAも」。
※ A as well as B = not only B but also A

strategy changeoverは「戦略転換」。

strategyは「戦略」という意味です。ただし、tactic(戦術)とよく混同されます。これらの表現は、日本語で見るとよく似ているように感じますが、下記のようにその意味するところは大きく異なるので、注意が必要です。
       ↓ ↓ ↓ ↓ 
changeoverは「転換・変更」などの意味です。ちなみに「配置転換」はjob transferと言います。



See you(^^)/~~

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