2015年4月2日木曜日

「(~の側に)取り込む」って英語で何て言う?

※~ABの側に取り込む  woo A to B's side

【例文】
The big company is trying to woo the politician to its side with a huge amount of political contributions.
その大企業は、巨額の政治献金でその政治家を取り込もうとしている。

【だいじな表現】
try to ~ ~しようとする
a huge amount of~ 大量の~
political contribution 政治献金

【ネイティブスピーカーの発音】


【かいせつ】
The big company is trying to woo the politician to its side:その大企業は、その政治家を取り込もうとしている。

big companyは「大企業」。
companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で規模や内容を問わず使える単語です。

会社の規模を明確に示す場合は、次のようになります。
・小企業:small company, small business, small firm など
・中小企業:small and medium-sized company など
・大企業:big company, large company, major company など

なお、法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。その他、会社を表す単語としては、firm enterpriseなどがあります。

tryは「試みる・試しにやってみる」という意味です。そして、try toは「~することを試みる・~しようとする」という意味です。
ただし、tried to~と過去形になった場合には、「やってみたけどダメだった」という否定的なニュアンスが強くなります。

また、「~しようと努めている」という場合は、be動詞+out to~という表現もあります。
なお、「一生懸命に~しようとする」と言いたい場合には、strive to~を、「必死で~しようとする」と言いたい場合にはstruggle to~を用います。なお、「しきりに~したがる」と言いたい場合には、eager to~を使うとよいでしょう。

woo A to B's sideで、「ABの側に取り込む」。wooは「(同意などを)得ようとする・求婚する」などの意味です。wooをswayに変えて、sway A to B's sideとしてもABの側に傾ける(取り込む)」となります。
また、woo A to ~は、「Aに~するようにせがむ」です。


with a huge amount of political contributions:巨額の政治献金で

huge amount of~は「莫大な・大量の・巨額の」。
hugeは、とてつもなく大きいことを示す表現で、amountは「量・金額」などの意味です。
a large amount of~, enormous, extravagant, gigantic, huge, outrageous なども「莫大な」の意味で使われることがあります。
また、exorbitant は、「法外な・途方もない」。常識の範囲を著しく超えることを指します。

political contributionsは「政治献金」。political donationも同じ意味です。

politicalは「政治的な」、contributionはもともと「貢献・寄与」という意味ですが、「寄付金」の意味でも使われます。

ちなみにpoliticsは「政治(学)・政策」などの意味です。
また、politicianは「政治家」です。statesmanとも言います。ただし、statesmanの場合は、特に聡明で高い見識を持ち、世のため人のために尽くす政治家というニュアンスが強い言葉です。




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