2015年4月14日火曜日

「~するように仕向ける」って英語でなんて言う?

※~するように仕向ける entice

【例文】
Giveaways are effective tools for enticing consumers to buy new products.
試供品は、消費者に新製品を買うように仕向けるための有効なツールである。

【ネイティブスピーカーの発音】
丸いボタンを押すと、音声が流れます。


【だいじな表現】
giveaway 試供品
tool ツール 道具
consumer 消費者 


【かいせつ】
① Giveaways are effective tools:試供品は有効なツールである

giveawayは「試供品・無料サンプル」です。
ちなみにgive away~と動詞として使う場合は、「~をサンプルとして配布する」ことを指します。「(秘密などを)暴露する」という意味もあります。

effectiveは「有効な・効果的な」。

例えば、effective corporate tax rateは、「法人実効税率」。法で定められた税率自体ではなく、実際に計算された結果をもとにした実質的な税負担率のことです。法人には、法人税のほかに法人住民税や、法人事業税など、ほかの税も課されます。これらもあわせて法人が実際に負担する税率が、法人実効税率です。

また、「効果」はeffectです。「影響」という意味もあります。effectiveness, consequence, resultなども同じように使えることがあります。なお、effectiveに意味的に似ている単語にefficient「効率的な」「要領の良い」がありますので、あせて覚えておきましょう。

effectは、何かの原因により引き起こされる結果を意味しますので、必ずしも良い結果とは限りません。そこで、「影響」や「作用」という訳をつけることもあります。

例えば、effect of smokingは「喫煙の影響」、side-effectと言えば「副作用」、aftereffectと言えば「後遺症」です。ちなみにaftershockは「余震」という意味になります。「因果関係」は、relation of cause and effect(=causal link, causal relationship)と表現できます。
ちなみに、effectに綴りが似た単語にaffectがあります。これは、名詞として使うときは「感情・情緒」、動詞として使うときは「影響を及ぼす・感動させる」などの意味になります。

toolは、「ツール・道具」です。ちなみにtoolに綴りが似た単語には、tall「(背が)高い」やtoll「(道路などの)通行料」があります。


② for enticing consumers to buy new products:消費者に新製品を買うように仕向けるための

entice to~で、「人に~するように仕向ける」。
alluretemptにも、同様の用法があります。なお、「人を説得して~させる」と言いたい場合には、win overto~を使うと良いでしょう。

consumerは「消費者」。
consumerは「客」の一形態ともいえます。「客」については、日本語では店の客も乗客も「客」と呼ばれることが多いのに対して、英語では、それぞれ別の表現を用いて明確に区別するのが普通です。

client(依頼客)、consumer(消費者) customer(顧客)lodger(宿泊客、下宿人)passenger(乗客)visitor(=caller:訪問客)などです。

見込み客は、potential customer, prospectiveなどと言います。
また、招待客と言う場合はguest、反対にもてなす側は、host(主人)またはhostess(女主人)と言います。

buyは「買う・購入する」。purchaseも同じような意味です。

productは、「製品」。ほかにarticle, commodity, goods, item, manufactures, merchandise, waresなども使われます。


なお、「製品」が流通段階にある場合には、日本語では「商品」と呼ばれています。



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