【今日のビジネス英語表現】
※ 想定内:within expectations
【例文】
Although the shrinkage is
within their expectations, there can be no room for undue optimism.
その落ち込みは想定内ではあるが、あまり楽観視するのは禁物だろう。
【ネイティブスピーカーの発音】
下記の青いマークをクリックすると、ネイティブスピーカーの発音が聞けます。
【だいじな表現】
・room 余地 部屋
・undue 過度の 不当な
・optimism 楽観主義
【中学英文法によるかいせつ】
この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
①
althoughは、譲歩を示す接続詞で、「~だけれども・~だが」などの意味です。thoughも同じ意味で使われます。
althoughやthoughは、butを使って書き換えることができます。
The shrinkage is within their
expectations but there can be no room for undue optimism.
shrinkageは、収縮や減少を示す表現です。
expectationは、「期待」という意味を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、「予想」という意味もあります。
within は前置詞で「~の範囲内の・~以内の」という意味で、within expectationsで「想定内の」となります。
beyondは、「~を越えて」という意味で、beyond
expectationsは「想定外の」となります。
② roomは、「部屋」という意味でよく知られていますが、「余地」や「可能性」などの意味もあります。
there is no
room for ~ で「~の余地がない」。
なお、roomと同じく、「余地」を表す英語表現には、leeway, scope, spaceなどがあります。
例)have no leeway
to~: ~の余地がない
have no space to~:~の余地がない
undueは「不当な・過度な」、optimismは、「楽観(主義)」。
そこで、there can be no room for undue optimismを直訳すると「過度に楽観視できる余地はないだろう」となりますが、日本語としてわかりづらいので、「あまり楽観視するのは禁物だろう」と訳しています。
なお、undue の反対語はdue「正当な」「当然の」「当然支払われるべき」「満期となった」であり、optimismの反意語は、pessimism(悲観主義)です。