2015年2月18日水曜日

「骨抜きにする」って英語でなんて言う?

※ 骨抜きにする scuttle

【例文】
The anti-reform forces will strive to scuttle the countermeasures.
抵抗勢力がその対策をつぶそうと躍起になるだろう。

【だいじな表現】
anti-reform forces:抵抗勢力
strive to ~:~しようと頑張る  懸命に~しようとする   躍起になる
countermeasures:対策

【ネイティブスピーカーの発音】



【かいせつ】
    The anti-reform forces:抵抗勢力が

anti-reform forces は「抵抗勢力」。
antiは、「反対の」という意味の英語表現です。また接頭語として単語の前について「反~・抗~・不~」などの意味を示します。
例)anti-aging 不老、アンチエイジング antibody 抗体⇔antigen抗原 
antibiotic 抗生物質 anti-Japan(Japanese)sentiment 反日感情

forceは「力・エネルギー・勢力」などの意味です。
driving force, motive force(power)
と言えば、「駆動力」「推進力」を意味します。
また、task force(タスクフォース)は、特別の目的のために結成される臨時組織のことです。なお、「不可抗力」は、force majeure, あるいはAct of God(神の仕業)と言います。例)force majeure clause 「不可抗力条項」(契約において、戦争、内乱、自然大災害など、取引上普通に要求される程度の注意や予防方法を講じてもなお防止できない損害が生じた場合の責任の免除を定めた条項)


    will strive to scuttle the countermeasuresその対策をつぶそうと躍起になるだろう。

willは「~だろう」という意味の助動詞です。

strive to で「~しようと頑張る・懸命に~しようとする・躍起になる」などの意味です。be out to~も同様の意味で使われます。また、「必死で~しようとする」と言いたいときは、struggle to~が使えます。
struggle には、「もがき」「努力」「闘争」という名詞もあります。ちなみにa power struggle と言えば、「権力闘争」を意味します。
なお、「しきりに~したがる」と言いたい場合には、eager to~を使うとよいでしょう。


scuttleはもともと船底に穴をあけて沈没させることを指し、ここでは「骨抜きにする」という意味です。
defangは、本来「牙を抜く」という意味ですが、scuttleと同じように「骨抜きにする」と言いたい場合にも使えますよ。
defang同様、本来持っている力を削ぐ(牙を抜く)という意味の英語表現には、take the teeth out of~「~を骨抜きにする」があります。
また、lack teethと言えば、「実効性を欠く」という意味になり、逆に「より実効性のあるものとなる」と言いたい場合には、get more teeth が使えます。
なお、怒りやくやしさなどで、「歯ぎしりをする」「歯噛みする」と言いたい場合には、gnash(grind) one’s teethを使うとよいでしょう。

countermeasuresは「対策」。
measuresも「対策・方策」の意味で、means, stepなども同じように使われます。
例)take measures:対策をとる

ちなみに、counterproposalは「対案」の意味です。

また、安全や予防のための措置は、precautionが使われます。
例)take a safety precaution(安全対策を取る)

 

 
See you(^^)/~~

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