2015年1月8日木曜日

「絶好の機会」って英語でなんて言う?

※ 絶好の機会    a golden opportunity

【例文】
Olympics in Tokyo are a golden opportunity to demonstrate Japan's potentiality to the world.
東京オリンピックは、日本の底力を世界に見せつける絶好の機会である。

【だいじな表現】
demonstrate 示す 見せつける
potentiality=latent power 底力

【ネイティブスピーカーの発音】




【かいせつ】
① Olympics in Tokyo are a golden opportunity to ~:東京オリンピックは、~する絶好の機会である。


Olympicsは、「オリンピック」。Olympicsが付かない場合は「オリンピックの」という意味になります。
Olympic gamesのような大々的なスポーツの祭典は、sports extravaganzaと呼ばれています。

オリンピックに関する英文記事では頻出する傾向があるので、一緒に覚えておきましょう。
ついでに言うと、「オリンピックの聖火」は、Olympic flameです。

golden opportunityは、直訳すると「金の機会(チャンス)」ですが、つまりは「絶好の機会」という意味です。heaven-sent opportunityも同じ意味です。heaven-sentは、神が与えてくれたという意味です。

ほかにもbeautiful opportunity, great opportunity, ideal opportunityなどがあります。

ちなみに、golden age と言えば、「最盛期」のことですが、米国では「老齢期(65歳以上)」、すなわちgolden years を意味することもあります。

なお、テレビなどの最も国民が視聴する時間帯を意味するゴールデンタイムやゴールデンアワーは和製英語なので要注意です。英語圏では、prime-time と呼ばれています。

ついでに言うと、ゴールデンウィークという言葉も英語圏にはないので、和製英語と言うべきですね。
ゴールデンウィークの語源にはいくつが説があり、一つは、現在のゴールデンウィークにあたる期間に上映された映画「自由学校(1951年)」が、正月やお盆の時期よりヒットしたのを期に作られた造語という説です。
もう1つは、この時期のラジオの聴取率が高かったので「黄金週間」と言われていたのが、「ゴールデンウィーク」になったという説です。

toは、ここでは「~ための」という意味ですから、a golden opportunity to~は、「~する(ための)絶好の機会」となります。


② demonstrate Japan's potentiality to the world:日本の底力を世界に見せつける

demonstrateは「実演する・立証する・明示する」など、何かをはっきり示すことを表します。
また、「示す・見せる」という意味の英語表現には、display, exhibit, indicate, reveal, set forth, showなどがあります。

それから、「立証する」という意味の英語表現としては、prove, substantiate, verifyがあります。

potentialityは、「潜在的な力」や「可能性」という意味で、ここでは「底力」と訳しています。


「潜在力」という意味の英語表現は、capability, latent power, latent strength, potencyなどが、「可能性」という意味の英語表現は、capability, possibilityなどがあります。



See You(^^)/~~~

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