※
~に疑いの余地はない there is
no room for doubt that ~
【例文】
There is no room for doubt that the suspect committed the
crime.
その容疑者が犯罪を犯したことに疑いの余地はない。
【だいじな表現】
・suspect 容疑者
被疑者
・commit a crime 犯罪を犯す
【ネイティブスピーカーの発音】
【かいせつ】
①
There
is no room for doubt that~:~(すること)に疑いの余地はない
there is no~は、「~がない」という意味です。roomは「部屋」という意味がよく知られていますが、「余裕・余地・可能性」などの意味で使われることもあります。ここでは「余地」の意味です。よく似た単語にleeway (風圧、余裕、余地)があります。
(例)
The
firm has no leeway to develop additional new products.
その会社には追加の新製品を開発する余地はない。
なお、「疑い」を示す表現には、there is no question that~(~であることに間違いない)、there
is no doubt that~(~であることは疑いない)があります。
反対に「疑わしい、疑いの余地がある」という場合は、open to doubt, questionableなどと表現できます。
(例)
・The
safety of the drug is open to doubt.(その薬の安全性は疑わしい)
・The study
is questionable.(その研究は疑わしい)。
②
the
suspect committed the crime:その容疑者が犯罪を犯した
suspectは「容疑者(ようぎしゃ)・注意人物」などの意味です。なお、日本語の「容疑者」という言葉は一般的な表現であり、刑法上は「被疑者(ひぎしゃ)」という用語が使われます。
ついでに言うと、suspectには、「疑う」という動詞もありますよ。その場合の名詞はsuspicion「疑い」で、その形容詞形はsuspicious「怪しい」です。
よく似た単語にdoubt 「疑い」やquestion「疑問」があります。doubtの形容詞はdoubtful「疑わしい」、動詞はdoubt「疑う」で、questionの形容詞はquestionable「疑わしい、疑問に思う」、動詞はquestion「疑う、質問する」です。ちょっと紛らわしいですが、一緒に覚えておきましょう。
なお、suspect もdoubt も共に「疑う」という意味の単語ですが、そのニュアンスは大きく異なるので注意が必要です。
suspect が「(肯定的に)疑う」時に使われるのに対して、doubt は「(否定的に)疑う」という時に使われるのです。
(例文)
I suspect he knew the situation.
私は彼がその状況を知っていたのではないかと疑っている。(私は彼がその状況を知っていたのではないかと思っている)
I doubt if he knew the situation.
私は彼がその状況を知っていたかどうか疑っている。(私は彼がその状況を知らなかったのではないかと思っている)
commit~は、「委任する・約束する・関与する」などを表すポピュラーな表現ですが、ここでは「~を犯す」という意味です。
crimeは、「犯罪・悪事」などの意味です。ほかに、offense,
transgressionなどにも同様の意味があります。
以下犯罪がらみの表現を列挙しておきますね。
criminal(culprit) 犯罪者 prisoner 囚人(convict=con) inmate(在監者)
death-row convict 死刑囚
perpetrator 実行犯 ↔ instigator 教唆犯
accomplice 共犯者 cf.
cohort(歩兵隊、仲間、相棒、共犯者)
See you(^^)/~~
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