※深刻な罪を犯す commit serious transgression
【例文】
The CFO may have committed a serious transgression as
window-dressing.
CFOは、粉飾決算のような深刻な罪を犯したのかもしれない。
【だいじな表現】
may have 過去分詞 〜したのかもしれない
window-dressing 粉飾決算
【ネイティブスピーカーの発音】
【ネイティブスピーカーの発音】
【かいせつ】
① The CFO may have committed a serious transgression:CFOは、深刻な罪を犯したのかもしれない
CFOは、Chief Financial Officerの略で「最高財務責任者」のことです。
企業の役員は、アメリカの影響もあり、社長など経営の最高責任を負う役員をCEO
財務的な責任を負う役員をCFOと呼ぶ企業が増えてきました。
参考までに表にまとめました(↓)。
may have+過去分詞は、「~したのかもしれない」と訳します。
cf. must have + 過去分詞は「~だったに違いない」
should have+過去分詞は「~すべきだったかもしれない」
commit~で「~を犯す」。その他、委任する、約束するなどの意味でも使われます。
serious transgressionは「深刻な罪」。
seriousは、「深刻な、まじめな、本気の」などの意味です。また、病気や問題などが重いことを表すときにも使われます。
例)serious arrhythmia(重篤な不整脈)
serious affair(重大事件)
ほかに「深刻な」という意味の表現には、critical, heavy, severe, soberingなどがあります。
なおseriousと綴りが似た単語にseriesがあります。これは、「連続、シリーズ」などの意味です。
transgressionは「罪・違反・犯罪」などの意味です。crime, offenseなどにも同様の意味があります。
以下犯罪がらみの表現を列挙しておきますね。
criminal(culprit) 犯罪者 prisoner 囚人(convict=con) inmate(在監者)
death-row convict 死刑囚
perpetrator 実行犯 ↔ instigator 教唆犯
accomplice 共犯者 cf. cohort(歩兵隊、仲間、相棒、共犯者)
② as window-dressing:粉飾決算のような
ここのasは、「~のような」という意味の前置詞です。
window-dressingは、文字通り、「ショーウインドウを飾り付ける」という意味で使われることもありますが、ここでは「粉飾決算」という意味です!
表向きはきれいに見せてもその裏にある汚い部分を隠すというニュアンスをもった表現です。
だから、「きれいごと(美辞麗句)」や「外見を繕う」という場合もwindow-dressingを使うことがあります。
ただし、企業に関する文章では、まずは、「粉飾決算」という訳を想定するとよいかもしれません。
その他、「粉飾決算」には、account riggingという表現もありますよ。
riggingとは、不正な操作のことです。
See you(^^)/~~
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