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犯罪の温床 a hotbed of crime
【例文】
Casinos may become hotbeds of crime, unless the government
takes measures to thoroughly exclude criminal organizations from them.
政府が犯罪組織を徹底排除する対策を取らなければ、カジノは犯罪の温床になりかねない。
【だいじな表現】
unless〜 ~しない限り 〜がなければ
take measures 対策をとる
thoroughly 徹底的に
exclude A from B BからAを排除する
criminal organization 犯罪組織
【ネイティブスピーカーの発音】
【かいせつ】
①Casinos may become hotbeds of crime: カジノは犯罪の温床になりかねない
casinoは「カジノ」。
becomeは「~になる」。mayは、「~だろう・~かもしれない」という推量を示す助動詞ですので、「~になるだろう」となります。
hotbeds of crimeは「犯罪の温床」。
crimeは犯罪や悪事などの意味です。以下犯罪がらみの表現を列挙しておきますね。
criminal(culprit) 犯罪者 prisoner 囚人(convict=con) inmate(在監者)
death-row convict 死刑囚
perpetrator 実行犯 ↔ instigator 教唆犯
accomplice 共犯者 cf. cohort(歩兵隊、仲間、相棒、共犯者)
②unless the government takes measures to thoroughly exclude criminal
organizations from them:政府が(カジノから)犯罪組織を徹底排除する対策を取らなければ
unlessは、ここでは「~でない限り・~しなければ」という意味の接続詞です。
governmentは、政府や政治、政権を示す一般的な表現です。
政権が~体制と言えるほど強固なものとなっている場合には、regimeという表現が使われることもあります。
例)socialist regime (社会主義政権/体制)
take measuresは「対策をとる」。
measuresは「対策・方策」の意味で、means, stepなども同じように使われます。
「対策・対抗手段」の英語表現には、countermeasure(s)があります。
また、安全や予防のための措置は、precautionが使われます。
例)take a safety precaution(安全対策を取る)
thoroughly は「徹底的に」。completely, entirely, fully, whollyなども同じような意味です。
exclude A from Bは「BからAを排除する」。
eliminate A from B,
preclude A from Bも同じく「BからAを排除(除外)する」という意味です。
ここでは、exclude
criminal organizations from themとなっていますね。
criminal organizationは「犯罪組織」、themとはcasinosつまりカジノのことです。ただし、「カジノから」と入れると冗長になるので、訳には入っていません。
organizationは「組織」を示すポピュラーな表現です。
ちなみに、生物の体内の「組織」は、tissueと言います。
例)tissue cancer(組織がん)
なお、ティッシュペーパーはtissue paperあるいはtissueと言います。また、アメリカでは、ティッシュペーパーの商品名であるKleenex(クリネックス)と言うことが多いようです。
そういえば、日本でも、ばんそうこうを「バンドエイド」などと言ったりしますよね。