※ 〜を慎重に検討する give careful consideration to〜
【例文】
The CMO should give careful
consideration to various adverse impacts of the advertisement on society.
CMOは、その広告が社会に与える様々な悪影響について慎重に検討すべきだ。
【だいじな表現】
CMO (Chief
Marketing Officer) 最高マーケティング責任者
various 様々な 多様な
impact 影響
advertisement 広告
【ネイティブスピーカーの発音】
【ネイティブスピーカーの発音】
【かいせつ】
① The CMO should give careful consideration to ~:CMOは、~を慎重に検討すべきだ
CMOは、Chief Marketing Officerの略で、「最高マーケティング責任者」です。
企業の役員は、アメリカの影響もあり、責任分担を明確にするため、「最高~責任者(Chief ~ Officer)」という肩書で呼ぶ企業が増えています。
ほかにも企業の役職者を示すときには、アルファベット3つを組み合わせた略号が使われることが多いので、表にまとめておきますね。
↓ ↓ ↓ ↓
shouldは、義務を示す助動詞で「~すべきである」という意味です。ought to も同様の意味で使われます。
must(have to)「~しなければならない」、had better「~した方がよい」も義務にかかわる助動詞ですが、その強度は、must(have
to)>had better>should(ought to)という序列になります。
なおhad better は、日本語ではやや弱い感じがするかもしれませんが、英語では「~した方がよい(さもないと困るぞ)」という強いニュアンスがあるので要注意です。
give careful consideration to ~は「~を慎重に検討する」
carefulは「慎重な・注意深い」という意味です。
considerationは「検討・熟考・考慮」。主に注意深く考えるときなどに使われます。deliberationにも同様の意味があります。
また、相手のことを思いやる「行き届いた配慮」を表す言葉としては、thoughtfulnessがあります。
なお、take ~into
considerationで、「~ついて考慮に入れる」という意味になります。take account of~にも同様の意味があるので要チェックですね。
ちなみに「~するために慎重に行動する」は、tread
carefully to~です。
② various adverse impacts of the advertisement on society:その広告が社会に与える様々な悪影響
variousは、「様々な 多様な」。 variousは「様々な・多様な」。
differentも名詞の複数形が続く場合は、「様々な・いろいろな」などの意味になります。また、「多岐にわたる(多彩な)~」は、a wide array of 〜 と表現します。
impactは、「衝撃・衝突」などの意味でも使われますが、ここでは「影響」の意味です。effect, influenceなども「影響」のことです。
「具体的な影響(なりゆき)」は、ramificationです。
また、「なりゆき・結末・影響」は、consequence という表現があります。
adverseは「不利な・不都合な」。「逆の」という意味もあります。
なお、affectionは「愛情」の他に「影響」という意味があります。
adverse impact =negative impact =
ill effect マイナスの影響 悪影響
⇄ favorable impact = positive impact
= good effect. 好影響
advertisementは「広告(物)」です。advertisingは「
広告(活動)」。
societyは「社会」です。