※ 〜を念頭に置いて with〜in mind
【例文】
With the law in mind, many companies are planning to enter
the market.
その法律を念頭に置いて、多くの企業がその市場に参入する計画を立てている。
【だいじな表現】
・enter 参入する
【かいせつ】
① With the law in mind:その法律を念頭に置いて
mindは心や精神を表すポピュラーな表現です。
with ~ in mindは、「~を考慮に入れて・考慮して」などの意味です。mindは心や精神、意識などを表す言葉ですので「心に入れておく(留めておく)」といった感じでしょうか。
直接的に「心に留める」と言いたい場合は、take to heartという表現もあります。
また、「心に銘記する」という表現には、
・engrave 〜on one's heart
・keep etched 〜on one's mind
・bear(keep) in mind
などがあります。
ところで、mindもheartも日本語では「心」と訳せますが、厳密に訳し分けるなら、mind=理性的な心、heart=感性的な心と言えます。
実際、ネイティブスピーカーは、mindというときには頭に、heartというときには胸に手を当てることが多いです。
② many companies are planning to enter the market:多くの企業がその市場に参入する計画を立てている
companyは、「会社」を意味するポピュラーな表現です。companyについては【おまけ】にまとめています。
plan to~は、「~する計画を立てている・~(すること)を計画している・~するつもりである」などの意味です。
ここでは、be+~ingと現在進行形になっていますので、厳密に訳すと「計画を立てているところである」となりますが、冗長になるので「~計画を立てている」としています。
enterは、「入る・参加する」という意味です。
コンピューターでデータを「入力する」というときも、enterを使われています。
類義語としては、input があります。なお、inputの反意語はoutputですが、enter の反意語としては、exit(退出する)やdelete(削除する)などが考えられます。
ちなみに「参入障壁」は英語でbarrier to entry です。
marketは、「市場」の意味です。
market shareは「市場シェア・市場占有率」、marketerは「マーケティング担当者・マーケター」の意味です。
【おまけ】
companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で規模や内容を問わず使える単語です。
会社の規模を明確に示す場合は、次のようになります。
・小企業:small company, small business, small firm など
・中小企業:small and medium-sized company など
・大企業:big company, large company, major company など
なお、法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。その他、会社を表す単語としては、firm
やenterpriseなどがあります。
See you(^^)/~~