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〜を踏まえて
with 〜in mind
【例文】
With this in mind, marketers should
provide scrupulous explanations to their customers.
このことを踏まえて、マーケティング担当者は顧客に誠実な説明をすべきである。
【だいじな表現】
marketer:マーケティング担当者
scrupulous:誠実な 綿密な
provide A to B:A をBに提供する=provide B
with A
【ネイティブスピーカーの発音】
【中学英文法によるかいせつ】
①with this in mind~:このことを踏まえて
with ~ in mindは、「~を考慮に入れて」という意味です。mindは心や精神、意識などを表す言葉ですので「心に入れておく(留めておく)」といった感じでしょうか。
直接的に「心に留める」と言いたい場合は、take to heartという表現もあります。
また、「心に銘記する」という表現には、
・engrave 〜on
one's heart
・keep etched 〜on one's mind
・bear(keep) in mind
などがあります。
ところで、mindもheartも日本語では「心」と訳せますが、厳密に訳し分けるなら、mind=理性的な心、heart=感性的な心と言えます。
実際、ネイティブスピーカーは、mindというときには頭に、heartというときには胸に手を当てることが多いです。
②marketers should provide scrupulous explanations to:マーケティング担当者は誠実な説明をすべきである
marketerは、「マーケティング担当者」。そのままカタカナで「マーケター」ということもあります。
provide A to Bで、「A をBに提供する」。provide B
with Aも同じ意味です。
ここでは、provide scrupulous explanationsとなっているので、直訳すると「誠実な説明を提供する」となりますが、日本語らしくするために「誠実な説明をする」という訳にしています。
なお、「説明する」という動詞は、explainが最も多用されますが、その他にも、describe, elaborate. illustrate, elucidate, expound, spell outなどがあります。また、make ~clear「~を明らかにする」、give a full detail of~「~について詳しく説明する」などの表現もあるので、いっしょに覚えておきましょう!
shouldは、「~すべきである」という意味の助動詞です。
「提供する」という意味の表現は、provideのほか、offer, supplyなどがあります。また臓器を提供する場合は、donateを使います。(cf. donor:臓器提供者)
scrupulousは、「几帳面な・実直な・誠実な」などの意味です。細心の注意を払って綿密に行う様子を指しています。反対に「不誠実な」はunscrupulousと言います。
③their customers:顧客
ここのtheirは、marketersを指しています。
customerは、顧客一般を示す表現です。
ちなみに、CS(customer
satisfaction)は、「顧客満足」という意味です。
「客」については、日本語では店の客も乗客も「客」と呼ばれることが多いのに対して、英語では、それぞれ別の表現を用いて明確に区別するのが普通です。
client(依頼客)、consumer(消費者) 、customer(顧客)、lodger(宿泊客、下宿人)、passenger(乗客)、visitor(=caller:訪問客)などです。
それから、見込み客は、potential customer,
prospectiveなどと言います。
また、招待客と言う場合はguest、反対にもてなす側は、host(主人)またはhostess(女主人)と言います。
【今日のまとめとおさらい】
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