2014年12月4日木曜日

「疑いの余地がある」って英語でなんて言う?


※ 疑いの余地がある:be open to doubt


【例文】
The auto company should recall the cars whose safety is open to doubt.
その自動車会社は、安全性に疑いの余地がある車をリコールすべきだ。
 


【だいじな表現】
recall:呼び戻す・思い出す・リコール(する)




【中学英文法によるかいせつ】


① The auto company should recall

auto companyは、「自動車会社」。


autoは、乗用車(automobile)の意味です。

その他、自動車の英語表現には、car, motorcar, vehicleなどがあります。


また、接頭語としてauto-を使うときは、「自己の、自動の」という意味になります。

例)auto-registration(自動登録)



recallは、思い起こす、呼び戻す、などの意味が知られていますが、ここでは、「リコールする」の意味です。「~すべきである」という意味の助動詞shouldがありますので、「リコールすべきである」となります。



リコールには、主に次の2種類があります。

1.公職者を国民または住民の発意と投票によって罷免する制度。

2.欠陥自動車等をメーカーや輸入業者が国土交通大臣へその旨をあらかじめ届け出て、無料で修理をする制度。



ここでは、主語が「auto company(自動車会社)」ですから、「2.」の意味ということになりますね。

② the cars whose safety is open to doubt


carは「自動車・車」。


whoseは、所有格の関係代名詞と言います。所有格とは「~の」という意味で、何かを所有している
ことを表します。



be open to doubtは、「疑わしい、疑いの余地がある」というような意味です。



実は、今日の文章は、次のように2つに分けて書き換えることができます。


★ The auto company should recall the cars.

(その自動車会社は、車をリコールすべきだ)。


★ Its safety is open to doubt.

(その安全性に疑いの余地がある)。



its safetyは、正確に言えばthe cars’ safetyつまり「車の安全性」のことです。

the cars whose safety…というように、関係代名詞を使うと、2つの文章を1つの文章で表せます。




【今日のまとめとおさらい】


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