※ 疑いの余地がある:be open to doubt
【例文】
その自動車会社は、安全性に疑いの余地がある車をリコールすべきだ。
【だいじな表現】
・recall:呼び戻す・思い出す・リコール(する)
【中学英文法によるかいせつ】
① The auto company should recall
auto companyは、「自動車会社」。
autoは、乗用車(automobile)の意味です。
その他、自動車の英語表現には、car, motorcar,
vehicleなどがあります。
また、接頭語としてauto-を使うときは、「自己の、自動の」という意味になります。
例)auto-registration(自動登録)
recallは、思い起こす、呼び戻す、などの意味が知られていますが、ここでは、「リコールする」の意味です。「~すべきである」という意味の助動詞shouldがありますので、「リコールすべきである」となります。
リコールには、主に次の2種類があります。
1.公職者を国民または住民の発意と投票によって罷免する制度。
2.欠陥自動車等をメーカーや輸入業者が国土交通大臣へその旨をあらかじめ届け出て、無料で修理をする制度。
ここでは、主語が「auto company(自動車会社)」ですから、「2.」の意味ということになりますね。
② the cars whose safety is open to doubt
② the cars whose safety is open to doubt
carは「自動車・車」。
whoseは、所有格の関係代名詞と言います。所有格とは「~の」という意味で、何かを所有している
be open to doubtは、「疑わしい、疑いの余地がある」というような意味です。
実は、今日の文章は、次のように2つに分けて書き換えることができます。
★ The auto company should recall
the cars.
(その自動車会社は、車をリコールすべきだ)。
★ Its safety is open to doubt.
(その安全性に疑いの余地がある)。
its safetyは、正確に言えばthe cars’ safetyつまり「車の安全性」のことです。
the cars whose safety…というように、関係代名詞を使うと、2つの文章を1つの文章で表せます。