※
~につけ込む cozy up to ~
【例文】
As we have cozied up to the junta-ruled country, the
competitor is stewing over the moves.
当社がその軍事国家につけ込んできたので、ライバル会社はそうした動きにやきもきしている。
【だいじな表現】
junta -ruled country 軍事国家
stew over ~にやきもきする 気を揉む
【ネイティブスピーカーの発音】
【かいせつ】
①
As we have cozied up to the junta-ruled country:当社がその軍事国家に付け込んできたので
asは、ここでは「~ので」という意味の接続詞です。sinceも「~ので」という意味です。一般的にweは、「私たち(は)」、usは「私たち(を、に)」と訳しますが、ビジネスの場合は、「当社」「弊社」と訳すことが多いです。また、youを「御社」「貴社」と訳すことも多いです。
cozy up to~で「~に付け込む」。「~にすり寄る、取り入る」などの意味もあります。
ここでは、have 過去分詞(cozied)と「現在完了形」になっていますので、「付け込んできた」となります。
junta-ruled countryは「軍事国家」。garrison
stateという表現もあります。
juntaはもともとスペイン語で「軍事政権」という意味です。ruledは「統治された・支配された」という意味です。
②
the competitor is stewing over the moves:ライバル会社はそうした動きにやきもきしている
competitorは、「競争相手」という意味ですが、ここでは「ライバル会社」という意味です。rival という表現もありますが、「ライバル企業」という場合には、rivalよりもcompetitor という表現のほうが一般的に用いられています。また、competitor の対立概念として、complementor(協力企業、補完企業)があります。
competitorが存在するということは、そこにcompetition(競争)が起きているわけです。ビジネスでは、様々な競争があります。例えば、グローバル競争はglobal competition。最近では、迅速性(agility)を追求するagile competition(アジル・コンペティション)も見られます。
なお、cut throat competitionと言えば「破滅的競争」、またworkable
competitionと言えば、「有効競争(完全競争状態ではなくても、実質的に一定の競争が行われている状況)」となります。
stew over~は「~にやきもきする・気を揉む」。
stewは、肉などをとろ火で煮るという意味です。肉や野菜を煮込んだ料理(シチュー)も、英語ではstewです。
例)beef stew(ビーフシチュー)
例)beef stew(ビーフシチュー)
ここでは、「be+~ing」という現在進行形になっていますので、厳密に訳すと「やきもきしているところである」となります。
ちなみに、「やきもきする」という意味の英語にhave ants in one’s pantsがあります。これは、アメリカの口語で、直訳するとズボンのなかにアリがいるという意味です。確かにやきもきしますよね。
moveは「動き」という意味です。
「動き」という意味の英語には、motionやmovementがあります。
moveが意図的な(目的を果たすための)動きを示すのに対し、単なる動きはmotion、規則的な動き、あるいは政治的、社会的な動きは、movementで表現されることが多いようです。
moveが意図的な(目的を果たすための)動きを示すのに対し、単なる動きはmotion、規則的な動き、あるいは政治的、社会的な動きは、movementで表現されることが多いようです。