※ (AとBの) 関係を断ち切る(切り離す):sever the link (between A and B)
【例文】
The new system is designed to sever the link between working
hours and wages.
新制度は、労働時間と賃金の関係を切り離すように設計されている。
【だいじな表現】
working hours 労働時間
wage 賃金
【ネイティブスピーカーの発音】
【ネイティブスピーカーの発音】
【かいせつ】
①The new system is designed to:新制度は~するように設計されている
new systemは、新しい制度という意味です。
systemは、情報処理等にかかわる「システム」を指す場合もありますが、例文のように「仕組み」や「制度」を示す場合も多いので要注意です。
designというと洋服などのデザインをすることを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、「設計する・考案する・計画する」などの意味でもよく使われます。
design to ~は、「~するように設計する」という意味です。ここでは、「be+過去分詞(designed)」と受動態になっていますので「~するように設計されている」となります。
②sever the link between working hours and wages:労働時間と賃金の関係を切り離す
severは、「断ち切る・分ける・離す」などの意味です。
ほかに「切り取る・切り離す」意味の英語表現にcut offがあります。
severに綴りが似た単語にserver(給仕する人・接客係・球技でサーブをする人)があります。
linkは、「関係・絆」など、結びつけるものを指します。複数のウェブページを結びつけるときにも「リンクを張る」などと言いますね。
link between A and Bは「AとBの関係」という意味です。
betweenは、「2つの物(者)の間の」という意味で、between A
and Bは、「AとBの間の」という意味になります。
なお、「三者以上の多数の物(者)の間の」という場合には、amongが用いられます。
working hoursは、「労働時間」shorter working hoursは、短時間の勤務のことです。またflexible working hoursは「フレックスタイム制(労働者自身が一定の時間帯のなかで労働時間を決めることができる制度)」を指します。
wageは「賃金」。
wage cutで「賃金カット・賃下げ」となります。
※ wage cut: 賃下げ ⇆ wage hike:賃上げ
なお、wageには、「実行する」「遂行する」という意味があります。
例えば、wage a war of attritionと言えば、「消耗戦を繰り広げる」という意味になります。
【今日のまとめとおさらい】
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