※ もはや珍しくない it is no longer a rarity
【例文】
It is no longer a rarity for Japanese engineers to transfer to foreign firms.
日本のエンジニアが、外国企業に移籍することはもはや珍しくない。
【だいじな表現】
・transfer 移転)移籍)する
・firm 会社 企業
・transfer 移転)移籍)する
・firm 会社 企業
【ネイティブスピーカーの発音】
【かいせつ】
①
It is no longer a rarity:もはや珍しくない
no
longer~で「もはや~ではない」という意味です。
例)He
is no longer a child.(彼はもう子供ではない)。
rarityは、「まれなこと・希少性」などの意味です。rare(珍しい)の名詞形です。
rarityに綴りが似た単語にrealityがありますが、これは「現実(性)」という意味です。
なお、virtual
realityは「仮想現実」で、仮想的な世界をあたかも現実であるかのように体験させる技術のことです。
②
for Japanese engineers to transfer to foreign firms:日本のエンジニアが外国企業に移籍すること
engineerは、「技術者・エンジニア」。
transferは、移動や移転すること全般を意味する表現で、ここでは、「移籍する」と訳しています。
ちなみに、お金を口座に振り込むときにもtransferを使う場合があります。
→ transfer
money to one’s bank account(~の口座にお金を振り込む)
transferのtrans-は、「向こう側に、別の状態に、横切って」など、物体やそれが置かれている状態が「移る」ことを意味する接頭語です。
transferのtrans-は、「向こう側に、別の状態に、横切って」など、物体やそれが置かれている状態が「移る」ことを意味する接頭語です。
trans-を接頭語とする表現には、transit(通過する), transcend(超える、乗り越える), translate(翻訳する・通訳する), transmit(送信する、伝達する), transplant(移植する・移住する)などがあります。
それから余談ですが、「お金を振り込む」という表現にremitがあります。remitの名詞形はremittance(送金)です。remittanceと綴りが似た言葉にremittenceがありますが、これは「小康状態(= lull)」という意味です。
foreignは、「海外の・外国の」。abroad,
offshore, overseasも似たような意味です。
firmは、堅調な、安定したなどの意味の形容詞として使われることがありますが、ここでは、「会社」という意味です。
その他、会社を表す単語としては、companyやenterpriseなどがあります。
法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。
なお、ついでに言うと、例文のように有能な技術者が海外にとられてしまう現象は