2014年10月5日日曜日

「ぶっちぎりの勝利」って英語で何て言う?

【今日のビジネス英語表現】

※ ぶっちぎりの勝利 a runaway victory

【例文】
The young dean will most likely score a runaway victory over his rival candidate in the university's presidential election.
その大学の学長選挙において、若手の学部長が対立候補に対してぶっちぎりの勝利を収める公算が高い。

【ネイティブスピーカーの発音】




【だいじな表現】
dean 学部長
most likely ~:ほぼ~する、~する公算が高い
score 得点  (勝利や成功などを)収める
university president 学長
university's presidential election 学長選挙

【中学英文法によるかいせつ】
 この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)



① young は「若い」、deanは学部長、修道院長、長老などの意味ですが、ここでは、文の最後にuniversity’s presidential electionという表現が出てきますので、「学部長」の意味です。


most likelyは、「ほぼ~する・~する公算が高い」。

scoreは、もともと、得点(する)、という意味がよく知られていますが、「(成功、勝利、利益などを)収める」という意味でも使われます。
例) score a great success (大成功を収める)
score a victory(勝利を収める)

ここでは、scoreの前に「~だろう」という意味の未来を示す助動詞willが来ていますが、「公算が高い」という日本語に、すでに未来の意味が含まれているので、訳文には「~だろう」は、入れていません。

runaway victoryは、「圧勝・一方的な勝利・楽勝」。runawayは、もともと逃亡するという意味で、「ぶっちぎりの・楽々と得られた」ことを示しています。

ちなみに、選挙で圧倒的な勝利を収めることを「地滑り的勝利(landslide election victory)」と言います。

rival candidateは「対立候補・ライバル候補」。


② in the university’s president electionは、「大学の学長選挙で」。

presidentは、要するにその組織のトップを指します。
ですから、国の場合は「大統領(President)←pは大文字にするのが普通」、会社の場合は「社長」、あるいは政府機関などの場合は「総裁・長官」などと訳します。


【今日のまとめとおさらい】



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