2014年10月22日水曜日

「一流の」って英語でなんて言う?

top-notch  一流の

【例文】
Japanese companies have to attract top-notch students from overseas.
日本企業は海外から一流の学生を集めなければならない。

【ネイティブスピーカーの発音】


【だいじな表現】
attract:引き付ける 引き寄せる 呼び集める

【中学英文法によるかいせつ】
 この文を分解して、それぞれを訳すと、こんな感じになります(↓)
 


① Japanese companiesは、日本の企業(会社)という意味です。
companyは、「会社」を意味するポピュラーな表現です。companyについては【おまけ】にまとめています。

have to (has to)は、「~しなければならない」「~する必要がある」などと訳します。toの後は、必ず動詞の原形が来ます。mustも同じような意味で使われます。

attractは、「引き付ける、呼び込む、呼び集める」などの意味です。ただ物理的に引き付けるというよりは、人や物が持っている魅力で引き付けるという意味合いで使われます。
例)attract customers(顧客を呼び込む)
  attract attention(注目を集める)

ここで言えば、日本企業が自社の魅力で一流の学生を集める必要があるということになります。

ちなみに数年前にブームになった「引き寄せの法則」は、英語でlaw of attractionと言います。なお、attractionには、「引き寄せ(ること)」「引き付けること」という意味の他に、「呼び物」や「アトラクション」という意味もあります。

top-notch studentsは「一流の学生」。
notchとは、もともとV字型の刻みを示す言葉です。段階や階級という意味でも使われます。また、top-notch は、「一流の・最高の・トップクラスの」など、水準が高いことを意味します。
例)top-notch attorney(一流の弁護士)

なお会社などを形用する場合には、excellent company, blue-chip company, prestigious company があります。
また、blue-chip stock と言えば、「優良株」のことです。


from overseasは、「海外から」。
overseasは、「海外の・外国の」という形容詞です。abroad, foreign, offshoreも同じような意味です。


【おまけ】
companyは「会社」を意味するポピュラーな表現で規模や内容を問わず使える単語です。

会社の規模を明確に示す場合は、次のようになります。
・小企業:small company, small business, small firm など
・中小企業:small and medium-sized company など
・大企業:big company, large company, major company, big businessなど

なお、法人格をもつ株式会社には、corporationを使うことが多いです(特に米国)。
その他、会社を表す単語としては、firm enterpriseなどがあります。


【今日のまとめとおさらい】

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